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愛したいがアインシュタインに聞こえるのって私だけですか。
街中スケッチです。

タグ: #純文学 #鯉

小説

211文字

彼女はまた堀で餌をやっている。鯉たちは相変わらず間抜けな顔をして彼女の手元に集まってくる。持っていた餌を全部やってしまったようだ、彼女は立ち上がった。そして彼女はまた街の中へ消えていく。

いつもの時間に僕はまたここへやって来ていた。彼女はいなかった。いつも集まってくる鯉たちも、今日は散っていた。僕はきっとこの鯉たちと同じなのだろうと思えた。彼女は来なかった。僕はジョギングを再開した。いつもよりダルく感じるのは何故だろう。

© 2023 浅間のん子 ( 2023年5月11日公開

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