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羨道

趾波豊

2011年10月1日の作品。期間限定公開。

タグ: #実験的 #散文詩 #自由詩

283文字

息死都に溜りて
禍をかけし炉の元に
仄か彼の法の歌仄か
法の歌かの陰多き赤き坑の中
かの坑の中かろき骨重き肉
dromos on on dromos もて友なる民をなし
うららなる陽を室にこめあの一日を幾度も、
あの一日を幾度もやさしき身を抱かしめ身をやかしめ、
身を焚かしめ身を抱かしめ身を焼かしめ身を焚かしめし世も過ぎぬ
未ださだめぬ世もさめぬあがかべには
とはのひとひのめぐりしときのひのひとひのめぐりしとわの
ひとひのめぐりしとわのひとひのめぐりてひとひとひとひさしきものにて
岩の内にて岩はむししのねをたてひびきあえぬひのかみをもて、
地をかくとひにはまひをさてかがなべてかわすかたりとわに

© 2021 趾波豊 ( 2021年10月24日公開
※初出 『趾波豊作品集 詩群』2019年8月

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