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お薦めの映画

映画論・映画評論(第1話)

XAMAHA(天羽柊)

天羽柊のお薦め映画の一覧です。
僕はとくに映画通でもないし、映画評論家でもないし、レンタルビデオ店店員でもないけど。

エセー

2,213文字

僕はとくに映画通でもないし、映画評論家でもないし、レンタルビデオ店店員でもないですが、自分なりにおすすめの映画を書いてみようかなと思います。
僕は結構YouTubeでおすすめの映画とかを観てみたけど、そういうのから漏れてるのを紹介できれば。
あと、いまやTSUTAYAのレンタルビデオ店は東京だと五反田とかにしかない(?)らしいので、なるべく配信でやっているのを中心に紹介しますね。
それにレンタルビデオは旧いやつはSD画質しかないから、配信の画質に慣れている今の人は観るのきついっていう事情もありますよね。Blu-rayならいいんですけどね。
どうでもいいけど早く日本でもジブリ映画とか解禁されればいいのにと思いますね。海外ではというかアメリカとか英語圏では、カルト映画とかインディーズとかマイナーな映画も、もはや配信でみれる圈に入っているらしいですけどね。
こっから先はネタバレありです。露骨にネタバレはしないけど、完全に事前情報無しで観たい人は踏まない方がいいです。
YouTubeとかでもそうだし、王道のお薦めだと、『真実の行方』とか、『ユージュアル・サスペクツ』とか、『シックス・センス』とかがあるけど、僕はそこまで評価しませんね。なんでかというと、まずこれらの作品には、ちゃんとした脚本がありませんね。ネタバレすると、真実の行方も、ユージュアル・サスペクツも、シックス・センスも、一発ネタなので、あまり細かい脚本ではないんですよね。一発ネタ(ミステリで言うアンフェアな要素です)というのは、作家側の視点からすれば、観客が知り得ない要素を一つ隠してさえおけばいいので、脚本の技術ではないんですね。つまり、これはマジックではないということです。ただのずるですね。
でも、王道の中でもいいものはあります。
『シャッターアイランド』はやっぱりいい。スコセッシというのもあるかもしれないが、なんとなくちゃんと人間ドラマがあるよね。
ただ、馴れている人はすぐに真相が判るかもしれない。
「なれていても見抜けない」
でいうと、
『ゲーム』(フィンチャー監督)が結構いいかもしれません。
あとは『アイデンティティー』とか。
『セブン』は僕は嫌いなのですが、『ゲーム』はかなり好きです。『ファイト・クラブ』も真相は見抜き易い。フィンチャー監督には『ゴーン・ガール』もありますが、これは人間ドラマという感じ。『セブン』はかなりお薦めされやすいですが、たぶんおもしろくないです。人に依るんでしょうが、僕は拍子抜けというか、こういうのは大嫌いでした。七つの大罪とか、聖書とか、重たい感じのテーマを掲げておいて、結局真相が軽すぎる。文化圏の違いもあるのかもしれません。正直僕はどうとも思いませんでした。
だから『ゲーム』も拍子抜けかと思ったのですが、観てみると、人生の中でも数えるレベルの衝撃的なよい映画でした。
『アイデンティティー』は、ゲームとか、セブンとか、シャッターアイランドほどお薦めはされない隠れた名作みたいなところがあると思いますが(もちろんメジャーな大作ですが)、僕的にはかなり高評価でした。
僕の評価軸としては、
脚本に無駄がないか+ちゃんと観客を騙して来るか、みたいなところです。
あとは、人生史を変えるレベルで好きなのは、『ミスト』です。これは評価割れると思いますが、僕はこの作品が映画史のなかでも数作品レベルの名作だと思います。なんでかというと、こんなラストはミスト以外にないからです。
『ジョーカー』も好きですね。ただこれはプロットツイスト系というよりは、価値観をちゃんと変えてくるやつです。僕は基本的に勧善懲悪が大嫌いです。
あとは、オリオル・パウロ監督の、『インビジブル・ゲスト』とか『ロスト・ボディ』も好きな方です。僕の中では名作とか良作という感じで大作ではないけど。でも、脚本としてはちゃんと無駄がないし、最後に全部回収するので、好きです。
あとは、誰でも知ってるけど、『SAW』シリーズとか。評論家は売れているものを嫌うけど、売れているものを作るのは難しい。ロジャー・イーバートは『アルマゲドン』を酷評しているみたいだが、あれだけ売れて、音楽的にも成功するというのは、かなり難しい。難解なものを描いて「芸術的」の線に逃がすのはとても簡単だし、批評家受けもするだろうが、そうしたものはおもしろくもないし、実は作る人の実力もない。売れるものを作るのが基本的には偉い。
あとは、この並びの中では少し地味に見えるかもしれないけれど、『ステイ』もおもしろかった。あれは全般的に地味だけど、なんとなく考えさせられる内容だった。ネタ自体は非常に古典的だし、ツイストに凝っているわけでもないけれども、演出がよかったのかもしれない。
あとは『メメント』とか『プレステージ』というようなノーラン監督の映画も、一応は観た方がいい。おもしろいのはわかってるけど、それでもちゃんと観た方がいいとおもう。
あとは、シックス・センスと同じシャマラン監督ですが、『ヴィレッジ』は名作です。勘の良い人はすぐに真相に気付くかもしれませんが……。
少し毛色が違いますが、『12モンキーズ』もお薦めです。これは美術とか、演出とか、画面とか、ブラッド・ピットの演技力の高さを観るのに非常におすすめ。舞台設定もなにもかも面白い。ただ、脚本的に、『SAW』のように強いツイストの構築があるわけではない。

© 2026 XAMAHA(天羽柊) ( 2026年9月23日公開

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