作品集『二十四のひとり』収録作。合評会2018年07月(テーマ「明日世界が確実に滅びるとして」)応募作。 画像:『盲人の寓話』ピーテル・ブリューゲル1世、1568年、カポディモンテ美術館所蔵。
りん、と毎日一度だけ電話は鳴り、そして静かになる。君が私に送るメッセージ。 星空文庫に掲載していたものを加筆修正しました。
合評会2017年02月「妖精が除染作業員に扮して人間世界で生活をしている」応募作品。まずテーマが酷いですよね。このテーマの言い出しっぺは僕なんですが…。言い出しっぺである以上、何か投稿しないと後…
序章 早春の濁りが喉の奥でざらついた音をたて、僕は焦って息を吐いた。 ドルル、ドルルと背後から不吉な音がする。不吉な音の正体はエンジンだ。軽トラックにのった父が僕を追いかけている…
第3章は閉鎖病棟が舞台となります。 この世界と同様、あまりたのしいところではありません。
巨大な軍艦がビルを破壊しながら突き進んで行くさまは、まるであの日の津波のようだった。小型戦艦が数隻並走している。軍の自動制御装置のトラブルだと、防災無線は繰り返し告げている。 海上に浮かぶ街は水…
2023年3月合評会参加作品。テーマはゾンビ・パニック・ロマンス。ほとんど推敲なしの一発芸です。
11月合評会「童話」応募作品。 対象年齢は小学校中学年高学年。以前参加した幕張市SFワークショップのネタの流用です。
グラビアアイドルというものは、だいたいが何となくそうなってしまった人間が多い。上野も新宿で何となくスカウトされて何となくモデル事務所に席を置き、進められるがままに撮影会をやったりしたが、結局自分…
浦和の駅前にタワーマンションが建てられているのを見て思いつきました。イグBFC6によろしくお願いいたします。
こんな渋滞はいやだ。 昔見た夢から題材を取りました。 2023年9月合評会参加作品。
落語の『怪談・乳房榎』をヒントに書いたのですが、夢幻能の雰囲気を出したいと思いました。 でも現代の物語です。 老木を見かけるたび、この木を眺めた昔の人々に思いを馳せるようになりました。
お題『人生の重要な局面において猛烈な下痢の腹痛に襲われる話』
ニュータウンの坂の上には成金の祖父が残した大仏が立っている。高さは一二五メートル。なにせ世界で三番目に大きな像だ。はた迷惑なこの大仏を使って、俺は全身で勝利してやる―― (※この小説は実在の人…
例のごとく合評会参加できませんので、他の方の作品を優先して読んで頂ければと思います。忙しく小説を書けていませんが、書かずにいるのも精神衛生上悪いため、暇をみつけて書きました。今後も、この短さで参…
セックスはジャムセッションらしい。ドライブレコーダーには、車内の様子を録画する仕様のものもあります。破滅派合評朝イチメイクラブの回参加作品。
テーマのモータースポーツが取ってつけたみたいな感じになってると思われるかもしれません。大丈夫です。その通りです。
※2018年09月合評会 参加作品
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