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「作者を褒めたい」という評価を受けた作品

全1,105作(59/62ページ)
  1. 「電車で骨を喰らう女」 小説

    『夢奇譚』収録(連載中)
    • 消雲堂
    • 13年前 新着
    • 2,321文字
    • 読了5分

    その日、僕は仕事で荻窪に出かけた。仕事が済んだのは午後9時。僕は荻窪駅から総武線の電車に飛び乗った。 電車は津田沼行きだった。以前から疑問に思っていたことだが、中央線と総武線の違いは八王子方面行…

  2. 「神の川」 小説

    『夢奇譚』収録(連載中)
    • 消雲堂
    • 13年前 新着
    • 3,496文字
    • 読了7分

    1.   一面に広がる麦の穂がそよ風に揺れている。それは緑色の海が波打っているようにも見える。耳を澄ますと遥か遠くの入道雲の奥から微かに雷の音が聞こえる。もう・・・夏も終わりである。僕…

  3. 下妻模型屋夫人 小説

    • 消雲堂
    • 13年前 新着
    • 3,774文字
    • 読了8分

    2010年の春・・・僕は茨城県の下妻まで出かけた。なんつったって桜満開の花見の季節であった。   下妻には街の中心部に砂沼っていう湖くらい大きな沼がある。 この沼は何も特徴がなくて殺風…

  4. 長谷川流星群 小説

    • ケミカル本多
    • 13年前 新着
    • 3,301文字
    • 読了7分

    この辺りでは3日に一度ぐらいの頻度で空から長谷川が降ってくる。長谷川は深海に漂うクラゲのようにゆっくり降ってくる。

  5. 真に恐れるべきは異形のモノ エセー

    『メタメタな時代の曖昧な私の文学』収録(完結済み) #テクノロジー
    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 4,274文字
    • 読了9分
    • 2件の評価

    機械が発達するにつれ、ついにテキストは自動的に生成されるようになった。この時代に私達のテキストはどのようにして奪われていくのだろうか。

  6. カワイイあの娘が破滅するワケ★ 小説

    • ケミカル本多
    • 14年前 新着
    • 3,181文字
    • 読了6分

    グラビアアイドルというものは、だいたいが何となくそうなってしまった人間が多い。上野も新宿で何となくスカウトされて何となくモデル事務所に席を置き、進められるがままに撮影会をやったりしたが、結局自分…

  7. 1日に一つは何かを書かなければならない男の日常 小説

    • 渡海 小波津
    • 14年前 新着
    • 705文字
    • 読了1分

    私の日常。書きたいことも書けず。何がしたいのか、それを探している間は、と言い訳をしながら繰り返す日々。あ、あなたもですか?

  8. 伊勢男衆 小説

    #オマージュ
    • 渡海 小波津
    • 14年前
    • 1,547文字
    • 読了3分

    伊勢物語のオマージュ。田舎男どもの話。

  9. ある晴れの日、硯をもちて 小説

    #純文学
    • 渡海 小波津
    • 14年前 新着
    • 1,103文字
    • 読了2分

    晴天が憎いような日。ここだけが別の世界のように、自分だけが下等な者のように、隣の芝どころかこの世の自分以外のすべてが青く見える。そんなあなたへ。

  10. スイッチを押さない時 小説

    • ケミカル本多
    • 14年前 新着
    • 4,956文字
    • 読了10分
    • 2件

    私は就職をせず大学を卒業してしまいました。当たり前ですが周りの知人はみんな就職していったため、顔を合わせる人は父と母と外の猫とコンビ二の店員とだけになりました。家ではゲームと読書とインターネット…

  11. 溶ける少年の日常 小説

    • ケミカル本多
    • 14年前
    • 1,137文字
    • 読了2分

    ひろし君が僕のクラスに転校してきたのは5月頃でした。クラスは転校生のひろし君の話題でもちきりになりました。趣味、好きな漫画、特技、前に住んでいた場所など、さまざまな質問がひろし君に向けられました…

  12. 第三ボタンと第四ボタンの間 小説

    • 桃春
    • 14年前
    • 17,560文字
    • 読了35分

    呑みに行ったのである。 私らはかねてから話題のハプニングバーに・・・というのは嘘で、中年男三人とお肌の曲り角を過ぎて成熟しはじめた元気のいい三〇代女性三人とでの合コン・・・というのももちろんあり…

  13. 白の玉(1) 小説

    • 安藤秋路
    • 14年前
    • 1,358文字
    • 読了3分

    ・1・大学生   ガッタン、ゴットン。ガタン、ゴットン。「次は成田、成田。終点成田です。」 白(はく)は二十歳になった。特に、とりえもなく、目標もない。ただの大学生だ。毎日毎日大学に通…

  14. 売っていない本の中身と永遠に出てこない見積もり エセー

    『メタメタな時代の曖昧な私の文学』収録(完結済み) #テクノロジー
    • 高橋文樹
    • 14年前
    • 4,466文字
    • 読了9分
    • 1件
    • 3件の評価

    電子書籍という言葉が喧伝され、なにか本よりも安いものが流通するのではないかと期待されたがそうはなっていない。これは端的にいってテキストに値段はつかないからだ。私達は今、19世紀のお針子たちのよう…

  15. 夢日記 小説

    • screny
    • 14年前 新着
    • 978文字
    • 読了2分

    5年後、10年後どうなっているでしょうか? ITなどの変化の激しい世界では5年、ゆるやかな世界では10年という単位です。   想像してみてください。あなたは、未来をビジュアルに見とおす…

  16. ことり 小説

    #純文学
    • 渡海 小波津
    • 14年前 新着
    • 931文字
    • 読了2分

    オノマトペの実験作。音が表現する空間について。

  17. 破壊しに、と電子書籍は言う エセー

    『メタメタな時代の曖昧な私の文学』収録(完結済み) #テクノロジー
    • 高橋文樹
    • 14年前
    • 5,222文字
    • 読了10分
    • 1件の評価

    クレイトン・クリステンセン著『イノベーションのジレンマ』を元に電子書籍が破壊的技術であると仮定してみよう。新技術によって破壊された荒野で、あなたはどんなテキストを紡いでいくべきか。

  18. あらし 小説

    • eichi kawakami
    • 14年前 新着
    • 4,008文字
    • 読了8分

    一   京子はよく泣く。夜のあらしが怖いといっては泣き、遠くでサイレンの音が聴こえたといっては泣く。ようやく泣き止んだかと思うと、今度は、僕がみんなから嫌われてしまうといって泣く。明か…

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