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過去と未来の絶望

人間賛歌(第72話)

山雪翔太

これは昔過ぎてあまり覚えてません。長さを見るにまだ精神的に余裕はあった頃でしょうね。

タグ: #自由詩

343文字

過去を振り向けば

人は過ちを犯して居る

今を見つめれば

人は愚かに斃って居る

未来を望めば

人はまた過った道を征く

 

我もそうして見つめれば

未来に希望は無く

未来は絶望を届けに来る

過去には未練有り

過去は過ちを見せに来る

今には辱め有り

今にまたロープに手が伸びる

 

不確定的未来に絶望する

我のあどけなさよ

我の愚かさよ

意味無き事を知りながら

我はまた未来を泣いてしまう

未来はアルコールだ

未来はニコチンだ

未来はカンナビノイドだ

 

老荘の教えに学ぶと

それはただの逃避だと想う

儒教の教えに学ぶと

それはただの綺麗事だと想う

 

不安は食と同じ様に

常に付き纏う厄介者

我の胸を時折締め付け

我はまた呼吸浅くなり

 

未来を想う意味すらも

無き事を知りつつ我はまた

未来に泣き未来に絶望する

© 2026 山雪翔太 ( 2026年3月22日公開

作品集『人間賛歌』第72話 (全73話)

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