再びコロナウイルスが蔓延し、社会は大きく揺るがされている今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。社会は終わっても、文学は終わらない。この意気込みで破滅派も頑張っている。
さて、7月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。7月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10~4位
10位
松尾模糊
『第30回松本清張賞』の応募が開始された。阿部智里と米澤穂信が新たに選考委員を務める。
9位
Juan.B
小説すばる2021年9月号に斧田小夜のエッセーが掲載された。気になる内容は?
8位
高橋文樹
斧田小夜初のSF短編集『ギークに銃はいらない』の書評が7月15日に発売された「小説すばる2022年8月号」に掲載されている。評者は作家の海猫沢めろん。
7位
松尾模糊
島崎藤村による『破戒』が60年ぶりに映画化。主演・丑松役を間宮祥太郎、志保役を石井杏奈が演じる。
6位
Juan.B
牧野楠葉が映画『宇宙人の画家』(保谷聖耀監督)のパンフレットに作品評を寄稿した。
5位
Juan.B
牧野楠葉と中原昌也による、映画に関する対談の書籍化企画が始動した。一体どのような本になるのだろうか?
4位
松尾模糊
2026年に創業140周年を迎える河出書房新社がカウントダウン企画として4年間限定で新雑誌『スピン/spin』を創刊。
コロナ禍の中ではあるが、常に新たな動きは起き続けている。コロナ後、これらの動きは大きな実を結んでいるだろう。破滅派同人の各方面の活躍を今後とも見守りたい。
3位
Juan.B
情況』2022年夏号が7月20日に発売される。情況・第五期の休刊号となる。
長年の歴史を誇る『情況』が一旦の休刊を迎えた。髙井ホアンも連載していたこの雑誌が、再び復活することを期待したい。
2位
Juan.B
佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』が人気となり、各地で売切れが発生している。破滅派では増刷を予定している。
佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』の増刷と搬入が近付いている。手に入れ辛かった皆さんの手に、もうすぐ届けることができるだろう。
1位
高橋文樹
文化放送「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB」で佐川恭一の新刊『シン・サークルクラッシャー麻紀』が紹介された。Amazonでは順位が急上昇し、在庫切れとなっている。
ロンブー田村淳のラジオで佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』が取り上げられた。多くの人が、佐川恭一という作家のヤバさ、もとい魅力に気付いたことだろう。今後の佐川恭一の活躍に期待したい。
7月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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