めっきり寒くなってきた今日この頃、皆はいかがお過ごしだろうか。コロナウイルスに増してインフルエンザなどの心配も出てくる頃だが、コロナと共に過ごす初めての冬はどんな季節になるだろうか。そして、この騒動は一周年を迎えてしまうのだろうか。そんな中でも、文学の力は衰えない。今後の文学について、はめにゅーを見ながら考えていこう。

10月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて10月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。

 

10~4位

10位:国立国会図書館東京本館で「議会開設百三十年記念議会政治展示会」開催 12月10日から23日まで(2020年10月10日 Juan.B)

9位:二日で出版物を作る「ゼロヨンパブリカ3@BOOK FESTA JAPAN 2O2O」 10月17・18日に開催 参加者も募集(2020年10月15日 Juan.B)

8位:国会図書館東京本館の食堂が10月20日に営業終了(2020年10月15日 Juan.B)

7位:模索舎50周年イベント『シコシコ / 模索舎から半世紀』開催 11月21日に武蔵境で(2020年10月1日 Juan.B)

6位:日本近代文学館で特別展「日本をゆさぶった翻訳―明治から現代まで」開催中 12月19日まで(2020年10月12日 Juan.B)

5位:田村直昭『プリミティヴ・ブラックメタル・ガイドブック』がパブリブより出版 最も過激なブラックメタルの実際に迫る(2020年10月30日 Juan.B)

4位:変革のための総合誌『情況』2020年秋号が10月15日発売 髙井ホアンの連載記事も(2020年10月13日 Juan.B)

 

新しい動きを伝えるニュースが多い10月となった。国会図書館東京本館のの食堂が無くなって寂しい限りであるが、11月4日からは国会図書館東京本館の入館制限が一部緩和されてもいる。図書館がコロナに負けないように是非応援したい。

 

3位

2020年度ノーベル文学賞受賞者が発表 アメリカの詩人ルイーズ・グリュックに決定(2020年10月8日 Juan.B)

注目のノーベル文学賞に関するニュースが三位に入った。一部で期待されていた村上春樹は今年も選ばれなかった。しかしノーベル文学賞で新しい文学に出会う機会もあるだろう。

 

2位

岩田宇伯『コロナマニア』がパブリブより出版 史上最大の「風評被害」に迫る(2020年10月8日 Juan.B)

パブリブからの新刊のニュースが第二位となった。こう言う本を待っていたのである。風評被害を網羅したデータベースを眺め、コロナの名前が被ったぐらいで風評被害になる社会について改めて考えたい。

 

1位

第三十一回文学フリマ東京が11月22日に開催 気になる破滅派の動向は?(2020年10月11日 Juan.B)

文学フリマに関するニュースが第1位となった。「紙の破滅派」は現在形を整えつつある。是非当日、文学フリマ東京で皆さんとお会いしよう。

 

10月のニュースは如何だっただろうか。今月のはめにゅーも乞うご期待である。