高橋文樹の小説『教会にて』と牧野楠葉の小説『くらくらと美味しそうな黄色いイチョウ』がアメリカの文芸誌『Eckleburg』21号に掲載された。

本人がTwitterで明らかにした。

どちらの小説もカメイトシヤ氏の翻訳により掲載された。二人の小説が掲載された『Eckleburg』(Doctor TJ Eckleburg Review)は、2010年に創刊した文芸誌であり、ロクサーヌ・ゲイやリック・ムーディ等の著名な執筆陣でも知られている。誌名はフィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」の一節から取られている。写実主義、超現実主義から幻想小説まで幅広く受け入れ、誌上で「融合」させることを目標としている。また、「世界と人間の経験のざらざらした現実を探るユーモア」も主題としている。

なお、牧野楠葉の紹介ではクーポンコードが発行されており、3月1日までは「ContributorXO!」とクーポン欄に入力することで、半額で購入できるという。

高橋文樹の小説「教会にて」の原文は、破滅派より発売中の作品集『いい曲だけど名前は知らない』に含まれている。

教会にて

高橋文樹高橋文樹

いつだったか忘れたが、NHKのディレクターに「桜庭一樹先生が番組で超ショート小説を募集するからなにか書いてくれ」と頼まれて書いた。その後、どうなったかは知らない。お題は「教会 少女 カーテン」だった。

牧野楠葉の小説『くらくらと美味しそうな黄色いイチョウ』は、破滅派で読むことが出来る。

くらくらとおいしそうな黄色のイチョウ

牧野楠葉牧野楠葉

「犬小屋のような部屋に本がたくさんある」合評会2019年1月応募作品。ピエール・ボナール《村の早春のための習作》1912年、油彩、カンヴァス、70×64.5cm、オルセー美術館蔵。

 

今後の高橋文樹と牧野楠葉、そして破滅派同人の活躍に期待したい。