投稿一覧破滅派 4,142件

投稿を新着順に表示しています。

  1. ここにいるよ(23) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 9,915文字

    「私」は恋人のミユキについての追想を始める。面会時に「死んだ」と伝えられていたミユキが送った人生と、彼女の人生が果たして幸福だったかどうかについて、「私」はエピソードを重ねることでしか迫ることが…

  2. ここにいるよ(22) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 703文字

    編者による異言――仮説に代えて

  3. ここにいるよ(21) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 14,949文字

    「私」の追憶はやがて母と父の思い出に至る。いわく言いがたい関係の二人について私はこんな言葉を思い出す。「夫婦とは、お互いの悪行を果てしなく吸い込む不気味な沼のことだ」

  4. ここにいるよ(20) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 11,789文字

    「私」はこれまで語ってきたすべてでは物足りないと感じる。そして、過去の記憶を羅列していくことによって「何か」へ辿り着こうと独白を重ねる。

  5. ここにいるよ(19) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 654文字

    編者による異言――弁明に代えて

  6. ここにいるよ(18) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 9,029文字

    長い思索の末、「私」はついにある一つの答えに至る。そもそも、なにを語るべきだったのか。迂遠な遠回りしか、真実にたどり着く道はない。

  7. ここにいるよ(17) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 11,025文字

    教誨という救いを見出した「私」をある欲望が捉えていく。聖書にのめり込んでいくほど浮かび上がってくるマサキと「私」の類似点が、「私」に何かを書かねばならないという気にさせていく。

  8. 鬼築家の素敵な食卓 小説

    • 紙上大兄皇子
    • 9年前
    • 6,558文字

    北海道へ入植した鬼築さん一家は、厳しい自然に耐えながら、今日も開拓の日々を送る。食卓もてっきり貧しいのかと思いきや、そんなことはなく、そこにはいつも美味しそうな「おにく」が並んでいた。

  9. 「冬の命日①」 小説

    • 消雲堂
    • 9年前
    • 932文字

    昨年の秋に義父が死んだあと、実母が肺がんであることがわかり、治療のちに入院、看病の甲斐なくたった二ヶ月で死んだのです。

  10. ここにいるよ(16) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 13,004文字

    裁判は長く続いた。やがて、「私」に判決が下される。「私」はそれに抗うことなく、その罰を受け入れることにした。半ば自暴自棄になった私は、償いの日々を無為に過ごすうちに一つの救いを見出すようになる。

  11. ここにいるよ(15) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 6,387文字

    殺人容疑で逮捕された「私」の元を、様々な人が訪れる。人権派の弁護士、検察官、父、恋人のミユキ。いつ果てるとも知れない取り調べが続く中、父から驚くべき知らせがもたらされる。その真意に絶望した私はも…

  12. ここにいるよ(14) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 8,730文字

    拘留された「私」の元に検察がやってきて徹底的に追い込んでいく。やがて、過去に犯した元史への過ちが検察の気づくところとなり……

  13. ここにいるよ(13) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 8,574文字

    警察に捕まった後もなお、「私」は彼が愛したものについて書き続ける。新展開の第2章。

  14. ここにいるよ(12) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 1,477文字

    編者による異言――注解に代えて

  15. ここにいるよ(11) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,793文字

    警察の捜査に協力する「私」だったが、マサキのことが気にかかり、独自に調査を開始することになる。やがてマサキを「城」の近くで見つけることになるが、マサキとの対話は徐々に狂気を帯びていく。

  16. 動物 / 小説

    • 本多篤史
    • 9年前
    • 5,435文字

    九州に熊はいるのかいないのか。長年の論争になっているそうです。僕は知っています。九州には熊はいます。阿蘇くま牧場に。

  17. ここにいるよ(10) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 6,666文字

    再び不慮の事故に巻き込まれた「私」は病院で目覚める。盲目となった私を優しく支えてくれるミユキとの時間を大切に過ごしていたところ、ある人物が見舞いに訪れる。

  18. ここにいるよ(9) ここにいるよ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 10,310文字

    ミユキとの将来が確固たるものになっていくにつれ、Mへの執着を断ち切ろうとする「私」。過去の清算を行うべく、植物人間となった元親友の元へ向かった「私」が意図せずして取ってしまった行動とは。