多言語作家モロゾフはその多産ゆえに多くの公募作品が残されて いる。作風も幅広く、あらゆるジャンル小説に対応している。本 稿もそうした応募作品の一つであり、モロゾフの才能の幅広さを 立証…
原題:Les métamorphoses d'un escroc 気鋭のオンライン除霊師ダイナソー・エイジはウェバー州立大学で行われたアムウェイのパーティーで狙撃を受け、エメーリャエ…
『モロゾフ入門』の刊行を知らせにきた男から「改めてエメーリャエンコ・モロゾフとは何者か教えてほしい」と言われた。朧気な意識に覆いかぶさる遮光カーテンを一枚一枚捲りながら記憶の海に潜っていく。ああ…
作品集『二十四のひとり』収録作。
某国からミサイルが発射された。
カクヨム「最後の五分コンテスト」カクヨム賞受賞作。(一部改稿)千字程のショートショートです。
日本最強の部隊・陸上自衛隊特殊作戦群すら、全滅させた「ワタシ」。 そして「わたし」と「ワタシ」は家族との、平穏で幸福な時間を取り戻した。 新たな、大いなる「否定」の始まりを予感させて…
「ワタシ」の前に、SATですらアッサリと全滅してしまう。 業を煮やした政府は、日本最強の戦闘集団、陸上自衛隊・特殊作戦群を投入する。 そして「ワタシ」破壊のため、作戦群は突入し・・・…
幾多の戦いを経て、ようやく聖域である我が家を取り戻した「ワタシ」。 家族と穏やかな時間を過ごしていると、不意に窓ガラスが外部から破壊される。 SAT。 日本警察最強にして最後の…
清彦との最終決戦を終え、オアシスー―我が家へと帰還した「ワタシ。 ついに、平穏で愛する家庭を取り戻した・・・そう思っていた。 だが家に足を踏み入れた瞬間、全ての真相が「ワタシ」に流入してきて…
ついに清彦との死闘に決着がつく。 同時に「ワタシ」は、長年、藤堂一族本家を守ってきた管理者も”否定”する。 そして、母が地獄から解放され・・・
清彦が語る人類絶滅計画。 それは「ワタシ」にとって、虫唾が走るものだった。 ついに我慢の限界を超えた「ワタシ」。 自分の娘を殺す決心をつけた清彦。 互いの刃が、殺意をもって交錯する・…
清彦が明かす、複数の絶滅者存在の真相。 それは大規模な人類滅亡の抜かりない計画だった。 一方、「ワタシ」の体に起きた異変を清彦に指摘され・・・
清彦は、これまで自分が犯した殺戮の「イメージ」を「ワタシ」に見せる。 それは悪夢をしのぐ凄絶さだった。 責める「ワタシ」に清彦は、問いを投げる。 返答できない「ワタシ」は・・・…
だが清彦は、絶句するほどの秘密を抱えていた・・・ そして清彦から聞かされる、絶滅者の秘密。 ついに物語は、クライマックスを迎える。
ついに「ワタシ」は清彦との戦いを前に、母と藤堂一族の因縁を知る。 それは醜く悲しい物語だった。 清彦の異常性。 藤堂一族の揺れ動く打算。 そして、母の「ワタシ」への無常の…
ついに、藤堂本家へ乗り込む時がやってきた。 「ワタシ」は透視能力を使い、過去の忌々しい真相を知る。 その時、「ワタシ」は強制移動させられる、藤堂の清彦によって。 ついに「ワタシ…
ついに若松との決着がつく。 そして、無謀にもワタシにむかってくる、若松の父にして、日本極道界のドン・賢之助。 死に際に賢之助は、人を殺すことの意味をワタシに説いて・・・