短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
警察の捜査に協力する「私」だったが、マサキのことが気にかかり、独自に調査を開始することになる。やがてマサキを「城」の近くで見つけることになるが、マサキとの対話は徐々に狂気を帯びていく。
教誨という救いを見出した「私」をある欲望が捉えていく。聖書にのめり込んでいくほど浮かび上がってくるマサキと「私」の類似点が、「私」に何かを書かねばならないという気にさせていく。
第14話
(1章の2) となりの荒れ地には墓があった。風雨に晒され、砂埃に打たれて劣化してしまったのか、下の方は白茶けている。 ざっと靴底が滑る。砂利に足を取られ、はずみで小石が靴の隙間…
(2章の1) 塔の湯の集落に入る。 道のでこぼこが均されている。もちろん未舗装のこと、完全な平らというわけではない。ただ、山道のように、えぐられたような窪みも、ごろた石もな…
(5章の1) わたしのすい臓はがんで、さらにはステージⅣだった。これはもう、治療のしようがないくらいに進行しているという状態だ。 ある日担当医は、点滴で元気になったわたしを…
(6章の1) そこに、一人の男が現れた。 男は、元々関係の薄い、そして今ではほとんど付き合いの切れている友人の名を出した。その紹介で訪ねて来たのだという。 あいつか。…
(6章の3) 特別サービスについて、根を詰めてとうとうと話されたわけではない。もはや敵地に乗り込んでのそれなので、相手は強引にでもいい加減にでも、もっと言えば強制してでもできたは…
作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。
(第9話) 松江は以前から、依本の落ちていく様を聞いても、同情や慰めの言葉を吐かなかった。依本が書けなくなり、仕事が減り、そしてなくなり、収入が激減すると同時に離婚もし、寂れた一…
清彦は、これまで自分が犯した殺戮の「イメージ」を「ワタシ」に見せる。 それは悪夢をしのぐ凄絶さだった。 責める「ワタシ」に清彦は、問いを投げる。 返答できない「ワタシ」は・・・…
分割しました。読者への挑戦状
読んでニヤリとしたらアナタの負け、私の勝ち
馴染みの店がなくなってしまうのは悲しい。小説にして留めておこう。 小さなレストランの掌編。
お久しぶりです。お気に入りなのでこちらにも載っけます。カクヨムさんにも転載。兄妹の話。
この投稿は考える基礎生きる基礎
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ウィーン会議(1814-15)ナポレオン戦争後のヨーロッパ勢力図を確定させるための国際会議。議長はオーストリア外相メッテルニヒ、会場はシェーンブルン宮殿。「会議は踊る、されど進まず」と揶揄された。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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