メニュー

春の砂嵐

合評会2026年5月応募作品

猫が眠る

春の夜に私たちのもとにきた砂嵐は私たちから何を奪って何をもたらしていくのか。

タグ: #合評会2026年5月

戯曲・脚本

281文字

家につくなり、ヨーコはこういった。「嵐が、来るわよ」

サカは天気予報をよく調べたうえでこの日に設定したのに。

「ヨーコ、それはないんじゃないの」

「なんでよ」

「だってわたしがたくさん考えてきたのよ?」

「危ないわ」「あの川を渡るのはあぶない。」「嵐が来るから」「嵐が来るから」

嵐は確かにやってきた。サカの散々考えたことも甲斐なく。

嵐は砂を持ってやってきた。砂は命を持っていた。

砂が命とともに舞い上がった。

ヨーコはサカに「ね、明日にしましょう」といった。

サカも「ええ、明日に」といった。

家は昨日入った時より、一段と暖かかった。

サカは安心してクッションを抱えた。

 

© 2026 猫が眠る ( 2026年3月31日公開

これはの応募作品です。
他の作品ともどもレビューお願いします。

みんなの評価

0.0点(0件の評価)

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

  0
  0
  0
  0
  0
ログインするとレビュー感想をつけられるようになります。 ログインする

著者

「春の砂嵐」をリストに追加

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 あなたのアンソロジーとして共有したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

"春の砂嵐"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る