みんなみんな武装解除して贈る、過剰な油脂に禿鷹が群がるなんて簡単な点滅に従う。薄いインクに染み込んだ迷いが夜になると滑空して、盲目に等しい烏が媚びた銃口はやっぱり後ろに控えている 頑な。ナア 禁欲生活を見な。
鉛直線の切り株を思い 浮かべた金環食と手を触る ぐうたらな不注意。鉄条網なんてありふれた口調では手本にならない、奇形の逢瀬はしずくをたらす。もう小さな止まり木に飽きて、音もなく近づいて 私、感じて欲しいのです。
鈍足な戯れセラピスト、ふしだらでネガティブピアニスト。置き場ない花の 金曜日、文字通り 種が植えられました。逆数と病態を誰かの不良品と避難民に塗り替えたところで、平静を装ったひたすら、私有地の恋でしたでしょう。
ある晴れた日のこと
地上にあちこち陽溜まりが落ち、沢山の緋を齎しました。
水辺に移った君のことです
酸漿(ホオズキ)なのかもしれません
躰をひとひら捲ります
うつくしいあか。でしたから、傷つけないよう夢、浮かべて、
受粉を繰り返す、季語の一部となりました
花も実もある免罪符は自由に使えるわけではありません。残された分、展開図を縫い合わせた体の、湾曲的な手を差し伸べ 目のやり場もない、探しているものすら見つけられもしない、宛てがわれた会議室の怒鳴り声に代わり。
理に当たるごつい題字、そもそも埋没しただけの寝ぼけ色、誤字の脱字のイベントでしかない
ただがんばってますねなんて留め置かれたグリーティングカード
おでこをつけて秘術にしないで。浮雲を返品不能のレリーフにして
結局、しみったれた頭が固いみたいだ。そんな祝日がやってきてしまう
つや消しされた他人に手本を見る蟻地獄の旅路 粘り強い蛇のようなぬるま湯のスタミナを着て、なんて逃げ腰の礼儀作法を遅滞して保護色と隠れている。乳状のプライドを飲む老骨だけが残っている。
弾き出されたモンスター。幼気ないつぶら か弱き鈴の臍の緒。引き延ばしてひとしきり、研究室のボクっ娘へ。空匣の過度に、絡ませた足高蜘蛛のこそばゆい微風に、記憶の、溢れ出した緑青を嗅ぎ取り、
「ハア、填めて」
実質キャンドルライトのクリームあんみつをあげる。飛び出す絵本と銀盤楽器を土産に。間違いもないけれど刺激もないうたかた、泣く泣く、甘んじる、3LDK。
なんて受け入れるって半熟卵だっけ凝視した喪失感は 、血と汗だけの歯を食いしばる 悪質な手口で、びしょ濡れの筆洗の淵から汚れた手のひらに描いた生命線、涙ぐましいアヒルの水かきの赤い糸と語らった、打算。
(最初からアウトサイダー)
盛り上がった土砂が水面を押しのける問題だけが価値を生むなんて、選ばれた介錯者、異世界転生に許容した少年に重ね おろそかな油を売る、カンガルーはぬかるみに腰を下ろして。その復路が空に繋がるって気づいちゃあいないの。
歪んだ廃屋に棲みついたハツカネズミはどうせ増え、
野山の代わりに目地を奔り、種の元から肉を抉るよな
カビたメルヘン、それだけの。
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