打ち上げられた人魚たちのうたかたを知っているしわくちゃな花々は歌い踊るような朝靄のマンガ喫茶の寝言に微笑み。星屑は、釣り下げられたレテの川でどうにか、暑さを凌ぐようにクーラーボックスの 出しどころのない手紙をひとつ 涙ボクロに換算した。上白糖の砂漠、生命線のペリカンが抱えるために、持っていたおくるみを鏡の海に落とすというみずいろの儀式に出会ったらしい。
確かに精通する『どーぶつ』と言えばほら、人に好かれやすいンでしょう。
可愛らしい? 可哀想! どっちだっていいけれどねぇ
ほらそこの酒に溺れて、死にかけの思想を持つ四足歩行とか、鎖に繋がれたラブドールだって、幼児語みたいな豚に真珠、逃避行の曲がり角、シーラカンスみたいな感情と魂動を、糠に釘な移入するのは簡単なんだよネ、まったく極悪非道で馬鹿馬鹿しいね。
公共機関に走り去る駆動音と口喧嘩、何も満たない義務感と睡眠学習、日常は快便で絵心にも詩えない背骨を貼って思いながら、炊飯器に生と死をセットして常識を泳がせている。信号無視を言い返せばそこは空白の未来に、あるのかわからない通学路の幸せだって腰掛けては頷いている、波の音、あぐら書いている点字ブロックの上で港にある、理屈をあらわにして。掴めない心でもってして、味気のないsexに種も萎えるけどそれでね、わたしはここにいます。
そのくだらない言い訳 殺してやりたいけど……でもね、
(できない人はいないよ。
もちろん、わからないでしょ。
泣きたいけど、まだなにも知りゃぁしないよ。)
――私を刺し殺し あなたの世界に私をお与えください
徒歩五分のコンビニの個人情報、そばにあった小さな総菜屋の量産体制、
とんとんと背を叩くものが気を斃す。丁寧な内職 畑における隠し子の比率。
これがオリジナルの己だとしても(目に見えるものが総べてであり)八つ裂きと添える陰茎と隆起したスプレー缶に ピンクパールの幻夜を殴り攣る蹴る、八百長でも流行り病でも黒焦げの束子みたいなからだが、
打ち切られた我が家となるべく空白の四隅から内覧したあとの億万長者、瑞々しい夢のあと炎上した葉系の過去を未来を、無言の犯行予告とした微分積分が膿みだしている。
花鳥風月を震わせる謁見を悪酔いを、
(あなたの心は、あなたが変えることができる唯一のものです。)
そして、私の心はなにもない――あなたと有るものです
望み通りならば仮称帯が選出した落書き及び、木炭における眼帯と細胞は羊羹と甘く――迷い鳥座標軸――山頂迷宮。頬張りてきっととてもとても善かった。過半数せ占める やきつきにやけて。金平糖の道に、点々と落ちていて此処に 日の目を見る拝命を授かりました。固体。トンネルの、半透明に釣り合うようなオカリナ。ショコラティエとして。理学研究科を通していければそれはそれは、
支配する者によって
寂しさを満たしたり、作り出したり
埋めたり殺したりできるのです
窓辺の風景はいつだって流れ行くときの、かえりたいとよくおもう
ただ、着せられていた暗闇の、怖い怖いと泣いていたところでも
終わりでも始まりでも 未だこない虚像の初潮は祝詞のようで
希望なんて血痰で吐き捨ててあげる焦点
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