「おれたちのレギュラー? すると野球チームのでぶではげの監督が、国旗が彩られている硬い壁を超えて頭を出してくる。『ははっ! まさに神出鬼没だなっ!』それとも友達を失う前触れの金銭なのか? おれはそれから画面の中のダウンロード・ギャンブラーに出来立ての肉を投げつける。そして発火してしまった昆虫に敬礼をし、晩酌の消滅衝動にテトロドトキシンを産み出す……。
『それをどこで使うんだい?』という祖母の声が耳の中で発令し、こだまして身体に染み込んでいく。
『ええと、確か放火……』
『キャンピング・ファイヤー……』そして祖母と祖父だった庭園の肉が溶け合って消えていく。
どうしておれが地下の人間なのか? それともみんなが自動販売機なのか? おれの職業とはどこへ向かうことなのか。それともあんたは、切れ者のあんたはやっぱりおれのマネージャーなのか? という疑問だらけの文字列に嫌気を感じ、さらに降り注がれていく珈琲豆に打撲を与える午後と紅茶の残り香……」
精神に作用するための手前の錠剤。風を閉じ込めるための実験による雑誌の反撃。怪しいブランドのバッグを肩から下げている女がバーの入り口で嘔吐をしている。反対の道でそれを目撃していた男たちが吐瀉物に群がって自分の陰茎をこすっている。少年が男たちの尻の穴にキャンディを突っ込んで遊んでいる。おれはそんな彼らの肋骨で公園を作るための企画書を組んでいる。
「素晴らしく低俗だな。それでいて浅ましく、見返りが無い」
「でも、おれは公園でリボルバーを目撃したのです」
リボルバー、という名のカウボーイらしい男と集団。騎馬戦で全ての事柄を決定している国。イカサマを容認しているバー。さらに群がる男たちの赤い尻……。
「彼らはどうして鉄のような肋骨を抱いているのですか?」
「彼らはコンビニで群がる金髪の男たちという集団なのです」おれは複数人を一度に演じているキャスターの右手のマイクに息を吹きかける。「ええ、それでいて、やつらは順当な紳士なのです」
おれは解散を命じられた男たちの去って行く道の筋を見つめてから夕暮れを抱く妄想をする。そして残った少年のまだ青い尻をズボンの上から蝋燭で撫でる。くすぐったいらしい少年がびくんと跳ね、まだ甲高い悲鳴のような喘ぎ声を漏らす。
「まったく、じっとできないのか?」
「は、はい……。僕は尻で感じるのですぅ……」四つの手を持つ少年は軍用の迷彩柄長ズボンのポケットからチョコレート・バーを取り出しておれに向ける。「これを入れてくれませんか?」少年はズボンを脱いで尻を突き出す。
「いいのかい? おれはテクニシャンじゃないぞ」
「それでもかまいません……」
おれは少年からチョコレート・バーを受け取って蝋燭を落下させ、新しく右手の人差し指と小指で弄ぶバーを少年の小さな小さな尻の中心の穴に挿入する。少しの肉の引っかかりを感じながら押し込むと、プツンという小さな感触が伝わり、それからバーはするすると尻の中に入っていった……。
「ああ! ああ! ああ!」
「おい、大丈夫か?」
「はいぃ……」と少年は煙のような声を出す。
おれはチョコレート・バーを最後まで挿入するとそれから埋まった尻の穴を舌で舐めた。微細なチョコレートの味の中に鋭い臭い味があった。
「これは?」
「それはうんちだ!」
少年が必死に身体をのけぞらせて叫んだ。
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