何か違和感を感じていた。私は確か寝てるはず…それだけはわかる。意識朦朧とした中で下半身に違和感を覚えた。
「ん、ん」
私はその違和感で目を覚ました。でもそれはまだ続いていて自分の下半身に目をやると、彼が私の陰部を舐めていた。
「何してるの!」
私は驚き飛び起きた。
「おはよう。可愛いからつい」
と彼は笑顔で言った。
「でも寝てる時はやめて…本気で」
「起きてる時ならいいの?」
そういう言って彼は私を引き寄せSEXを始めた。寝起きのSEXは結構しんどいものだとこの時初めて思った。
SEXが終わり、2人共服を来て煙草を吸っていると、
「見て見て、これ」
と彼は携帯電話を見せてきた。
「ん?これって私?」
「そうだよー可愛いから撮った」
と彼は私が寝ている姿を撮っていた。
「消して!今すぐ消して!」
と私は訴えた
「えー可愛いのに」
「可愛くないから消して!」
と私は強引に写真を消してもらった。
本当にこれは消してもらった事が良かったと今でも覚えてる。
「あ、そうだ!これ」
と言って彼は鍵を私の前に出した。
「これでいつでも来ていいから。平日休みの時前の日に迎えに行けそうなら行くけど、厳しいときは電車とバスで来て」
「わかった」
初めての彼氏の合鍵。私はそれ持って上にあげ見つめていた 。これが合鍵…これでいつでも来れる。何て幸せな事なんだろう。
私達は晴れて付き合う事となり、休みが合わないので、土日休みはになるように調整したり、平日休みに彼の家に行くことになった。彼が飽きないようにレシピを探して良さそうな物を沢山作った。それを美味しい美味しいと言って食べてくれていた。掃除や洗濯もした。平日休みの時は昼間1人でやることがなかったからだ。
そんな時
「平日来ると時間持て余しちゃうからパソコン欲しいな」
とポロッと言ってしまった。
「パソコンかー確かにあればいいね。よし買いに行こう」
部屋でダラダラしていたのに彼は動き出した。
パソコンを本当に購入した。回線はまだだけど、これでゲームが出来る。私はそんな風に思っていた。
「もうすぐ夏だね。どっか旅行行かない?泊まりで」
と彼が唐突に言ってきた。
「旅行!行く行く」
「よしどこに行こうか?」
「サファリパーク!」
と私は即答した。
「なぜサファリパーク?」
「今ね、ライオンの赤ちゃん抱っこでk」
"この世で最愛で最低な君へ"へのコメント 0件