3月22日

あわいにたゆとう者たちは(第16話)

タカミネ

小説

142文字

                    

思い出した。

「帳さま」という神子が治める小さな町があって、あそこには七つになった娘を、

悪いモノから守るため「帳さま」のもとへ送り出し、

八つになるまで神職に就かせる習わしがある。

ところが一年後に家に返ってくる子は滅多にいないらしい。

「帳さま」に生涯を捧げる娘が殆どなのだと言っていたよ。

2020年7月16日公開

作品集『あわいにたゆとう者たちは』第16話 (全19話)

© 2020 タカミネ

読み終えたらレビューしてください

この作品のタグ

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

" 3月22日"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る