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上達しているというのか……

西向 小次郎

小説

352文字

「歌舞伎町のカの字も分かってないと

言われたとです……ケンジじゃない。

……ヒロシです。」

 

 

「2、3日厨房頼むと言われたとです。」

 

「原因不明の腹痛に襲われました。」

 

「タイミーと契約満了日でした。」

 

「ジョークです。」

 

「器の大きさが見たいとです。」

 

 

「実は一畳もないスタジオで撮影してます。」

 

「狭いですか?」

 

「ヒロシです。」

 

 

 

「3日で逃げたバイトが

7日目に戻ってきました。」

 

 

 

「ぐっときました。」

 

 

 

 

 

 

「金の文句は一言も言わない男です。」

 

 

© 2026 西向 小次郎 ( 2026年8月21日公開

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