乗せてくれたトラックのドライバーさんから聞いた断片的な話の数々。
四〇七号室には、誰のものでもないノートがあった。ノートは、書かれた日からずっと、誰かに読まれる日を、しずかに待っていた。千尋がそれを開いた夜、待っていたのは、ノートのほうではなかったのかもしれな…
(第12話) 謎の人物は伝説も生まれやすい。詠野Zにもいくつか噂があったが、その一つを抜き出すと、このようなすさまじいものだった。 それは詠野Zが、まるでタイピストが原稿を…
右のほうには透明の空間が遠くまで広がっていて、下半分は地球の備品たち。左目を左に動かすと右目も一緒についてくる。銀色のウエハースみたいなビルディングがたくさん視界を遮っている。 Sに撫でられたと…
十回目です。最近は転職サイトばかり見てます。
十一回目です。はあ……ちゃんと終わるのだろうか。
一 お前はその日の朝、腰に貼った一ヶ月前の湿布薬が半分以上も剥がれかけているのを見つけて悪態をついた夢をみて目が覚めた。 「ええい、チクショウ」 起きてすぐに、その言い方が誰かにそっくりだったの…
子供の頃のように―― 親に連れていかれた立食パーティーで。 カーテン。どこまで行っても。 ドレス。どこまで行っても。 緞帳。どこからどこまでが? ――緞帳はもうとっくに上が…
「少し不思議」な物語です。 夢の中のような、そんな目線でお読み頂けたら嬉しいです。 最後までお読み頂けたら幸いです。
リード文が思いつかなくて十五分ほど悩みました。
作品集『チュニジアの夜』第3話 会社を辞め、あてのない日々を過ごす男、カワサキ。 援助交際を行う女子高生、吉井早苗。 二人は出会い、援助交際デリバリーヘルスを始める。 次第に怪しい気…
作品集『チュニジアの夜』第8話 会社を辞め、あてのない日々を過ごす男、カワサキ。 援助交際を行う女子高生、吉井早苗。 二人は出会い、援助交際デリバリーヘルスを始める。 次第に怪しい気…
2008年作。『唇は赤ければ赤いほど赤い』収録。
2008年作。『唇は赤ければ赤いほど赤い』収録。
なんの気兼ねもいらない。そうしたいのならそうすればいい。子供のあなたはそれを知っていた筈。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。