(第11話) 詠野説人。こう書いて「えいのぜっと」と読む。謎の作家で、プライベートな部分はほとんど知られていない。昭和30年代の生まれ、東京都出身、血液型A型、男。公式な情報とし…
(第17話) まだ依頼があったころ、編集者に「がんばって書いてますか?」とよく言われた。依頼主にケチをつけるなんてできないので受け流していたものの、実に違和感のある言葉だなぁと依…
ふざけた夜の女王様と図太い性格の心臓に爆弾抱えた病人が、ゴミの山から「愛」を見つける話です
2008年作。『唇は赤ければ赤いほど赤い』収録。
2008年作。『唇は赤ければ赤いほど赤い』収録。
2008年作。『唇は赤ければ赤いほど赤い』収録。
ありがとう、中華料理屋。麻婆豆腐も油淋鶏も好きです。
旅行先でのスケッチ。普段海から遠いところで生活しているので海辺の生活への憧れあります。
体調が悪く、余り書き進められなかったけれども耳をすませて、森羅万象の妄想を聴いて下さい。
-------------キリトリセン-------------- 今すぐにココを切り取ってください
青にもいろいろな青がある。 わたしはいくつもの青を想像する。 ・・ 彼女は、ニヤニヤとした笑顔の残像をばらまきながら食事を終えて、出掛ける支度をするために席を立つ。朝食の後片付けは彼の担当…
鉛筆は、こう削ります。 あなたの前で白髪混じりの男がおろしたての鉛筆を削る。 ・・ あなたたちは、とうとうひとつになって、私はその場から追い出されてしまう。 居場所をなくした私は、たぶん…
神経症歴十年を数える二十九歳の「私」は、降って湧いたようなあぶく銭をはたいて一戸建てを借り、少年期を過ごした山あいの住宅街に戻った。そうして、小中学生時分に引きこもりになったまま今も住宅街に残…
戦後間もない頃。父は義弟、エエト、私の叔父と一緒にシベリヤから奇跡的に故郷に戻ってこれました。しかし、父は右腕を肩から丸ごと吹き飛ばされ、叔父は閃光弾で目を焼かれちまっていて。御上…
VS「これは文学ではありません、が、おいしいカレーの作り方は書いてあります」 対よろ
この小説は、昨今のクマの出没ニュースを見て、Chatgpt-5に構想、企画、文章構成、文体などを私が指示して書いてもらい、自身で修正及び編集したものです。
特に何があった訳でもないけど、彼は深夜に散歩する。永久に。カタカタと音を立てて、散歩する。どこがカタカタと音をたたているのかは分からないけれど、必ず、彼の歩きにはカタカタと音がする。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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