「あのね、ちょっとここ消してもらっていい?」「ここ消すの? どこかに移動?」「いや、この本の中では触れない」
もう1人の担当作家・米田淳一。メジャー経験もある作家生活二〇年の大ベテランだ。彼が繰り出す渾身のプロットに一同ヒザガク。どうすんだこれ!
ついに始まったノベルジャム2017本戦。ギター作家・澤俊之に何を書かせるか。それが問題だ。
目が覚めると、ノベルジャム2017の朝だった。ぼくがどう戦い、どう生き延びたのか。君に伝えておこうと思う。
ノベルジャム2017当日。集合場所まではバスと電車を乗り継いで向かう。会場はかつて慣れ親しんだ元職場の駅だ。受付は9時から。9時半頃着けばいいだろう。
当日の服装が気になってきた。なんかコスプレしないとダメだよね。銀タイツは間に合わないので断念。新城カズマさん登場。
迫るNovelJam当日。情報は集まらず、気持ちは焦る。不安と焦燥のミルフィーユかつ。
ついにノベルジャム2017の組み合わせが決まった。元々接点のある二人の作家と当たったということは、果たして有利なのか不利なのか。
NovelJam2017の募集期間は終わったが、詳細な情報は流れてこなかった。
私が波野發作名義でNovelJam2017に参戦し、辛うじて2タイトルをもぎ取るまでの一部始終をここに晒しておく。
31世紀を代表する時空物理学の巨人マグ・ナカータ教授が、幼き日の不思議体験を綴った未公開手記が遺品から見つかった。 人類史上最大の偉業といわれる「第7の力」の発見。その発端となった物語である。…
夜の街でぼくは迷宮に迷い込む。女たちはどこから来て、どこへ行くのか。
午後23時。都心へ向かうガラガラの列車。人の流れに逆らい、夜の街へ。
夜が来る。夜に食われる。欠けていく。見失う。
第2回SS合評出品作品 モノクロームな青春の一瞬の補色残像効果。フィクションだけがぼくの逃げ場所だった。※実話です
部屋を探さないとならない。今すぐに
先行きは不透明。水槽も不透明。心も不透明。
はじめての。独りでできた。無人でできた。もう大丈夫だ。