いつも見てます。必ず見てます。絶対に見てます。毎日見てます。
衰退する音楽業界の中でAKB48だけがひときわ高いセールスを誇っている。これはなにがしかの事実を指し示していないだろうか。純文学という「売れないジャンル」をAKBと対比させることで、私達の電子的…
春画と言えば浮世絵。浮世絵と言えば歌舞伎。卯月の空に桜散り、春宵、猫の恋泣きを聞き、独り酒を酌みつつ悦楽の妄想モードに突入するのであります。2018年4月合評会参加作品。
つい先日、DeepMind社のAlpha碁というプログラムが碁界最強と目されるイ・セドル九段に三連勝し、話題をさらった。もっとも複雑だと目されてた競技において人工知能が圧倒的といっていいだろう勝…
――およそ静かな生涯を願う人が、二十一世紀に生まれあわせようとは、不運な話だ―― L・トロツキー …
バイラルメディアという新たなメディアが人目に触れることが多くなった。盗用スレスレの引用が平然と行われるインターネットという荒野で、創作者はどのような心構えをすべきか。
坂口安吾も実に文章が上手い。僕は「無頼派」という言い方よりも「戯作派」という言葉の方が好きなんです。確かに坂口・太宰・織田の三人は個性としては「無頼派」でしたが、その文学的特性は文章の巧みさにあ…
素晴らしい赤羽を単なる言い訳にする堕落した女の話。書いてみてだけれど、短い小説とも、長いポエムとも思う。
「破滅派」10号に載せて頂いたものを加筆修正しました。『竹取物語』を読む上での参考になれば幸いです。
秘仏・夢幻観音菩薩御開帳の大法会。「童貞千人斬り」を達成した春香尼と青柳氏との因縁が今明かされる。千年の古刹に繰り広げられる狂乱の性宴。青柳氏の運命は? 上下二回のうちの下です。 麗しい観音菩…
※ハーフの私が学生時代に体験した事、及びハーフの友人から聞いた体験などによる。 ※この作品には差別や政治的な表現が表れ、性質上それに対するフォローが無い部分もある。
●●●あるうち●●●の指す方へ進め。
こう書いてますが、『可能性の文学』は面白いです。オダサクの作家人生のダイジェストのようなものだと思います。そんなものを死の直前に書き上げるなんて、オダサクには自分の運命が分かっていたのでしょうか…
これはフィクションです。原稿用紙6枚以内にはなりませんでしたが、ブンゲイファイトクラブを意識して書いた小説です。
小説の歴史の始まりを坪内逍遥の『小説神髄』とするならば、それは1885年のこと。オダサクの時代はそれから5,60年しか経っていないわけです。もちろんその間にも沢山の天才が生まれたわけですが、面白…
2023年3月合評会参加作品。お題は「ゾンビ・パニック・ロマンス」
電子的なテキストを紡ぎ、それで生活の糧を得ようとするあなたの前に立ちはだかる数々の敵のうち、もっとも手強い者は主婦なのではないか。メルカリというオークションアプリを眺めていると、そんな恐れを感じ…
2019年5月合評会「善悪と金」参加作品。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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