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片羽を落とす (1/6)

片羽を落とす(第1話)

加藤那奈

そして、ことなくして一週間が過ぎた。
過ぎた、と思ったのだが……また、一週間、消えていた。
夕べは自分の部屋で眠ったはずなのに、目覚めると実家にいた。

タグ: #ファンタジー #散文 #純文学

小説

13,060文字

02 十分で行く

 

実家で目覚めて、しばらく状況が掴めなかった。

二階にはまだ私の自室が残っている。家から大学まで毎日通うにはちょっとつらかったので、大学入学を機に通学しやすい場所にアパートを借りてひとり暮らしをはじめた。だけど、交通の便がとても悪いというだけで、距離的にはそれほど離れているわけでもなく、電車とバスをいくつか乗り継げば二時間足らずでたどりつくことができるから、夏休みやお正月や春休み以外でもちょっとした用事で帰ることがあった。そのたび、家を改築したときに与えられた自分の部屋に寝泊まりしている。高校を卒業したときのままになっていて、そこで目覚めるといつも時間が巻き戻ったような気がしていた。だから、いきなり男の部屋にいたときよりも、少し冷静だった。二度目だったこともある。もしかするとまたあるかもと少しは覚悟していたし。

えっと、夕べは土曜で、私は自分のアパートで眠ったはずだ。トーセーも一緒だった。

日付の確認――日曜日には違いないけど、スマホの日付は前の時と同じように一週間跳んでいた。それは私が以前から帰省することに決めていた日で、その通りに行動していたら一昨日の金曜日に帰ってきたはず。私はスケジュール帳を開き、一昨日の行動を確認した。「夕方、実家に帰る」と簡単に書き込まれていた。でも……全く思い出せない。だいたいこんなメモじゃあ、事前の予定か事後の記録か判別できないじゃない。

とりあえず、ある程度事情がわかっているはずのトーセーに電話してみた。

もしもし、トーセー?

リョーシー、実家じゃないの?

うん、実家。えっとさ、聞きたいことがあるんだけど……私、いつ実家に帰るって言ってたか知ってる?

えっと、金曜の午後じゃなかったかな。夜にはメッセージ貰ったし。

待って……私はトーセーとのやりとりを確認した。確かに金曜日、実家に帰ったと報告している。間違いない、みたいだ。

どうしたの。もしかして、また記憶がなくなった?

え、あ、うん。

やっぱり一週間分の記憶がないの?

うん。

これで三度目だからなあ、ちょっと心配だ。

三度目? 二度目だよ。

何を言ってるんだよ、三度目だろ……ちょっと待った……ああ、そうか、うん。

なに? 何?

うんとね、三度目なんだよ。ただ、今のリョーシーは、二度目の時のことを覚えてないんだ。そういうことだ。

つまり、こういうことらしい。

先週の週末はトーセーが私の部屋に泊まった。それは私も覚えている。私にとってはそれが夕べのことだ。

翌朝起きると、私はその一週間前とほとんど同じ反応をしていたんだそうだ。トーセーの部屋にいたはずなのに、目覚めたら自分の部屋にいる――僕にとってはまさにデジャヴュだったね。君の反応が一週間前と同じだから申し訳ないけど可笑しくってたまらなかった。僕を担いでいるのかとも思ったよ。正直に言うと、今でも君が僕を騙してるんじゃないかって、その可能性も有りだな、なんて何パーセントか思ってたりする。でも、リョーシーがそんなことする理由もないし、なによりリョーシーらしくないしね、そんなイタズラ。それで一週間前の君に、その一週間前の話をね、してあげたんだ。そのあと病院に行ったこととか、君が何をしたかも僕の知ってる限り話してしてあげた。キツネに摘ままれたような顔ってやつだね、あれは。君は君で僕が一杯食わせようとしてるんじゃないかって疑ったみたいだけど、ほら、眠った場所だって違うし、日にちは一週間経ってるわけだしね。もうわかったと思うけど、先週の君は、先々週のことを覚えてなかった。今、僕と電話してるリョーシーは、先々週のこと、ちゃんと覚えてる?

私はトーセーの部屋で目を覚ましたときのことから、病院にいったりしたことを思い出す……うん、ちゃんと覚えてる。

ちなみにその前の週はどうかな。えっと君の大学では試験とかがあった週だね……覚えてない。

なるほどね。電話で話すのもややこしいから、帰ってきたら一緒に考えてみようか。一応伝えておくけど、君が覚えていないこの一週間の君、僕が知ってる限り、それ以外のことではいつも通りだったよ。べつにおかしなとこはなかった。

うん、ありがと。

三度目、なんだ……トーセーと電話で話して、凄く不安になった。

部屋で何も考えられずにぼんやりしていると、電話が鳴った。

アキちゃんだ。

もしもし……。

ヨシエ、今どこ?

実家、だよ……。

もしかして、今起きたの?

うん。そんな感じ。なんか久しぶりだね。

ヨシエ、本当に寝ぼけてるわね。夕べ会ったばかりでしょ。それに、今日、一緒に遊びに行く約束したんだけど、忘れちゃった?

え?

トーセーに電話したときは、いつ帰ってきたかばっかりに気を取られてたから他のことは読み飛ばしてたけど、アキちゃんのこともどっかに書いてあった気がする。私は慌ててスケジュール帳を見直した。確かに昨日アキちゃんに会ったことがメモしてあった。それから今日の十時、アキちゃん、駅前、とも書き込まれている。

ご、ごめん。すぐ行く。十分で行く!

急いで仕度をして、私としては数ヶ月ぶりなんだけど、あちらとしてはもう丸二日顔を合わせているお母さんに、おはよう、行ってきますを告げて家を飛び出した。結局三十分近くの遅刻でアキちゃんに平謝りだ。

「いいよ。でも珍しいよね。たいてい待たせるのは私なのに」

「うん、つい寝坊しちゃって」

「最近、疲れてるの? 夕べも、もし時間通りに来なかったら忘れちゃってるかもしれないから電話ちょうだい、なんてヨシエらしくないこと言ってたもんね」

そうなんだ……。

先週の私は、こんなこともあろうかと保険をかけておいたらしい。いかにも私らしいと思った。昨日までの私は、トーセーから話を聞いていたから、記憶が跳んだのがもう二度目だと知っていた。二度あることは三度ある、だもんね。悪くない対処だよ、私。と、私は私の記憶にない私を褒めてあげる。

アキちゃんは中学と高校が同じ友達で、一緒のクラスだったのは中一の時だけだったけれどそれ以来なんとなく仲がいい。なんとなく、というのは、とっても仲がいいとか、すごく仲がいいという表現にちょっと違和感があるからだ。これはふたりの合意事項。

なんとなく仲良し。

まあまあ仲良し。

例えば、中学のとき仲良しグループみたいなのがクラスにいくつかできるけれど、アキちゃんと私は同じグループではなかったし、クラスが違えば何日も顔を合わせない日だってあった。アキちゃんは見るからに活発な女の子で(実際、中高、陸上部だった――もっとも本人曰く、テキトウなやる気のない陸上部員)、私は趣味は読書です、と、ぽつり答えそうな大人しめ(もちろん、見かけだけ。趣味は読書じゃない)。でも、日曜日なんかには時々一緒に出かけた。中高六年間、一緒に出かけた回数を合計すると、なんだかんだアキちゃんが一番多い。もし、違う高校に通っていたら疎遠になった気もするんだけれど、こういうの腐れ縁っていうのかな。それでもう七年以上。

ヨシエはなんだか家族っぽい距離感なんだよね。

アキちゃんが前に言ってた。

えっと、疑似姉妹、みたいな。ちなみに私が姉で、ヨシエが普段頼りないけどいざとなったらけっこうしっかり者の妹?

普段頼りないって、いうのがちょっと異議あり。

そうかな。

それから、誕生日は私のが先。

いいじゃない、私、乙女座だし。ヨシエなんて蟹座じゃない。

それ、意味不明。

とはいえ、言わんとすることはわからないでもない。ふたりともひとりっ子だから、お姉ちゃんや妹に憧れていたのかもしれない。

彼女は今、実家から一時間半くらいで通えるお嬢様系女子大の二年生だ。

たまに会うと、私もヨシエみたいにひとり暮らししたかったなぁとぼやく。私の大学も距離の上ではアキちゃんの大学とさほど違いはない。ただ私の場合は、学校までの交通の便がとても悪く、電車とバスをいくつか乗り継がなければいけない。定期代が割と高くつく。それに乗り継ぎが良くないときは実家を出てから教室にたどり着くまで二時間以上もかかってしまう。もっとも二時間以上かけて通学する子だって多くはないけれど珍しいというほどでもない。だから両親にひとり暮らしを許してもらえるかどうか微妙なところだった。十八歳のひとり娘を家から出すわけで、両親の心配は想像に難くなかったけど、私はそこを強引に押し切った。

ここぞという場面で押しが強いのよね、ヨシエは。

そうかな。

羨ましいんだよ、私。

そう、なの?

うん。

「それで、どこに行く? 私はもう決まってるよ」

え?

私はポカンとした。

アキちゃんが眉を顰める。

「ヨシエの間抜けた顔、久しぶりに見られてすごく嬉しいんだけど、ちょっと心配ね。夕べは戯言だと思って受け流してたけど……」

夕べ? 心配?

ちょっと待ってね――と、腕組みをする。

「サワザキヨシエさんに質問します」

はい。

「今日の私たちの目的はなんですか?」

え……久しぶりだから、どっか遊びにいこう?

「それだけ?」

あ、新しいお店見つけたから、お茶でもしよう?

「……」

お洋服、買いに行く!

アキちゃんが私の目をのぞき込む。

「本当だったの?」

なに、が?

「じゃ、もういっこ質問ね。夕べ私たちどこで会った?」

私は絶句した。全く記憶にないのだから答えようがない。

ご、こめん……。

いいよ、今日はお姉さんがじっくり話を聞くからね。

じっくりって――私は妙にきらきらし出したアキちゃんの瞳から目を反らし、小さな声で苦し紛れに呟いていた……だいたい、私、妹じゃないし、私の方が誕生日先でもう二十歳になったし。アキちゃん、誕生日来月だからまだ十九歳で、本当は私の方がお姉さんだし……。

うん、それよ。まあ、いいわ。とりあえず電車に乗りましょ。

私たちはひとつ隣の駅で降りた。この辺りでは大きな駅で地方都市なりにデパートや専門店が集まっている。

今日の主な目的はお互いのお誕生日プレゼントを買うことだった。夕べ会った時に、ふたりの誕生日のちょうど真ん中あたりだから、プレゼントの交換をしようという話になったのだそうだ。これまで誕生日プレゼントのやり取りなんてしたことなかったけれど、二十歳の記念とふたりの友情が末永く続くよう願いを込めて、と、高校の頃よく入り浸っていたハンバーガーショップで決まったらしい。

あらためてスケジュール帳を見直した。昨日までの私もその前の私に倣って同じようにその日の出来事を簡単には記録してるけど、さすがに細かいことは書いてない。

「その時ね、ヨシエは真面目な顔でヘンなこと言ったんだ。最近物忘れしちゃうことがあるからって、だから、約束の時間にいなかったらすぐ電話してって。あんたは真面目な顔で冗談言う子だから、半分、ううん、一〇〇%冗談だと思ってたけど、本当だったんだね……私に一杯食わせようとしているのじゃなけりゃ、だけど」

あ、うん……。

アキちゃんが私をじっと見た。

その目は何か言いたいことがあるんじゃないの、と、詰め寄っているようだった。

あのね、アキちゃん……私はアキちゃんには知っていてもらおうと思った。

私の身に起こっている一部始終をアキちゃんに説明した。ただし、彼氏のベッドで目覚めたとき、なんて、恥ずかしいので、彼氏を友達と言い換え、細かいところを曖昧に暈かしたり改変したりはしょったりしながら、今朝が自分自身で経験した二度目の記憶喪失だったことや、その友達の証言では。私は覚えてないけど実はこの間もう一回があって、今回が三度目らしいこと、医者に行ってみたけれど特に異常はなく原因不明で目下様子をうかがっている最中だということ、他人から見たら記憶を無くした間の私に特に変わった様子はないらしいこと、等々。

私、ちょっとおかしくなってるみたい……信じられないよ、ね。

そうだよね……俄には信じ難いけど……昨日会った時も普通だったし、こんなおかしな話以外、今日だってヨシエは普段とまるで変わりないように見えるしね……でも、信じるよ。っていうか、嘘じゃないのはわかるから。私、ヨシエの嘘、すぐにわかっちゃうからね。

私、嘘つくの下手?

少なくとも私に対してはバレバレ。
「それで、記憶以外は大丈夫なの? 頭が痛いとか、気持ちが悪いとか」

あれ、トーセーにも最初同じようなこと聞かれたっけ。

「うん、ない。私の昨日が、世間の一週間前ということ以外は普段どおり。体調はきわめて良好。よく眠れるし、寝起きも悪くない」

「三度あったということは、四度目、五度目もあるかもしれない?」

「そうだね、かもね……アキちゃん、そうは見えないかも知れないけど、私、動揺してるんだよ。記憶がキレイさっぱりないって、すごく不安だよ」

「それは少しだけどわかるかな……飲み会の翌日、二日酔いでさ、目が覚めたら友達の部屋にいて……あ、もちろん女の子だからね……どういう成り行きで泊まることになったのかさっぱり思い出せなかったりって、何度かあるんだ、私も」

と、未成年のお嬢様が言った……女の子の部屋? ホントに?

今はあなたのことでしょ。

う、うん。

「で、このこと知ってるのは他にどれくらいいるの?」

「お医者さんと、最初に記憶をなくしたときに一緒だった友達、それからアキちゃん。それだけ。家族にも言ってない……はず。先週の私が言ってなければ、だけど……誰かに話してたら、きっとメモに残してると思う。両親にはいつか話すべきだと思うけど、しばらく様子を見てからかな。どう説明したらいいかわからないじゃない。端から見たら別に変わったところなんてないみたいだし、余計な心配させたくないしね」

うん、そうだね。どうしようもないしね。

どうしようもないよね……こんな話し聞かされて、アキちゃんだって困るに違いない。私だって他の誰かから「一週間分の記憶が無くなっちゃいました、どうしましょう」と相談されても何もできない。

「とりあえず、事情はわかった。私としてはこれ以上何も起こらないことを遠くから祈ってあげることしかできないけど、昨日のヨシエも今日のヨシエも私にとっては昔からなにひとつ変わらないヨシエだし、どうしようもないことをヘンに気にしすぎなくてもいいんじゃない」

なんか、他人事だなぁ。

他人事だもん。

「これからも時々電話だとかメッセージだとか入れるから、どんな様子か教えてよ。そのうちまたヨシエのとこ遊びに行くよ。その時、ヨシエの彼氏、紹介して欲しいなぁ」

か、彼氏で、ですか……。

「まだ続いてるんでしょ」

お、おかげさまで。

「でさ、私が酔って友達の部屋に泊まった、って話のあんたの反応で確信したんだけど、記憶喪失のこと知ってるもうひとりの友達って、彼のことでしょ。彼氏んちに泊まって、朝、目が覚めたら、最初の記憶喪失に気がついたんでしょ」

わ、私はそんなこと言ってないですよ……。

ヨシエの嘘はバレバレってだって言ったでしょ。

私、う、嘘はついてない、もん……。

ヨシエさん。

はい……。

十九、二十歳でひとり暮らしをしている女子大生に彼氏がいたら、週末の朝、目覚めるのは彼氏と同じベッドってだいたい相場が決まってるものよ。

そ、そんな相場は、あ、あ、ありません!

私の顔は、真っ赤になっていたと思う。

ヨシエちゃんはわかりやすくって、カワイイよねぇ。今日はいっぱい彼氏の話、聞かせてもらおっかなぁ。あんなことやこんなことも聞かせてもらおっかなぁ。のろけちゃって、いいよぉ。記憶喪失のことなんて忘れちゃうくらいにね。

アキちゃんは中学の頃から恋バナ大好きで、高校に入ってからはハードな下ネタもけっこういけちゃう口の危険な女子だった。まずい、私、ある意味ぼこぼこにされる……。
――ぼこぼこにされた。

アキちゃんが聞き上手なのか、私がつい口を滑らせてしまうのか。きっとその両方なのだけれど、お互いのプレゼントを買って交換した後、喫茶店で三時間くらい、トーセーと私のことを諸々些細に渡って、じっくり聞かれた。喋らされた。時には周りのお客さん達の耳を憚るような、言葉にモザイクをかけなきゃいけないような話までさせられた。アキちゃんの誘導尋問をさりげなく包み隠した質問に、私はまんまと引っかかっていた。

「今日は赤裸々なお話、ありがとね」

「だ、誰にも言っちゃダメだよ、秘密にしてよね」

「うん。今日はヨシエと秘密をいっぱい持てた。腐れ縁の友達としては嬉しかったよ。もっとも、はじめて会ったときはとっても大人しかった十二歳のヨシエが二十歳になって、彼氏としょっちゅうイチャイチャいするくらいに成長したんだと思うと、なんだか感慨深いわね」

「あ、アキちゃんだって……今度は、アキちゃんの話、聞かせてもらうからね」

どうしようかなぁ。もっとも、私、実家住まいのお嬢様女子大生だからね。そもそも彼氏なんていないし。あんまり色っぽい話なんてないよ。

嘘だ。絶対嘘だ。二日酔いで記憶をなくす未成年のくせに。

アキちゃんのおかげで朝の動揺がどこかに吹き飛んでしまった。問題解決には全くなってないけれど少しは気が晴れた。

その日のメインイベント、お誕生日プレゼントの交換はどうなったのかというと、あんまり高価でものものしいプレゼントは私たちらしくないということで、アキちゃんが目星をつけていたハンカチ屋さんで、それぞれ自分の気に入ったハンカチを買い、それを交換することにした。でも、それだけじゃ何かつまらない。そこで、近くの手芸用品屋さんで布用のマーカーを買って、それぞれに一筆入れることにした。

私は小花柄のハンカチに「HAPPY BIRTHDAY to Aki」とブロック体で。

アキちゃんは、縞模様のハンカチに「Forever」と筆記体で。

© 2025 加藤那奈 ( 2025年4月13日公開

作品集『片羽を落とす』第1話 (全6話)

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