もう今年も終わりが近付いている、あっという間な今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。破滅派も早くも来年の展開を考えながら活動中である。

さて、11月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。11月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?

10位~4位

10位

目次だけで見る文芸誌2023年12月号

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今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかをお知らせする定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。

9位

没後40年記念し、寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』初版が復刊

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寺山修司没後40年を記念した『書を捨てよ、町へ出よう』の横尾忠則がブックデザインした初版復刻版が発売される。

8位

【快挙!】『ジャーロ No.91』に佐川恭一の小説『七浪京大卒無職が本気で婚活やってみた』が掲載

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11月24日発売の『ジャーロ No.91』に佐川恭一の小説が掲載された。そのタイトルは「七浪京大卒無職が本気で婚活やってみた」。

7位

【快挙!】大木芙沙子の単著がSFレーベルKaguya Books、社会評論社から刊行

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大木芙沙子による単著が2024年に、SFレーベルKaguya Books、社会評論社から刊行される。

6位

「第1回NIIKEI文学賞」ショートショート部門大賞に中川マルカ「おにぎりの達人」

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「第1回NIIKEI文学賞」ショートショート部門大賞を中川マルカ「おにぎりの達人」が受賞。そのほか佳作6作が選ばれた。

5位

「日本ファンタジーノベル大賞2024」大賞に宇津木健太郎『猫と罰』

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「日本ファンタジーノベル大賞2024」大賞に宇津木健太郎『猫と罰』が選ばれた。賞金は300万円。

4位

【快挙!】佐川恭一参加のアンソロジー『超短編! 大どんでん返し Special』が発売

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佐川恭一の「クールビューティ」が収録された、アンソロジー『超短編! 大どんでん返し Special』が発売される。

佐川恭一や大木芙沙子ら破滅派同人の活躍が目立つ11月だった。文学フリマでも、破滅派の個々同人のファンがブースまで来られ、様々な交流をしていた。是非今後とも末永く破滅派の活躍を応援していただきたい。

3位

「人生逆噴射文学賞」が創設、作品募集中 文学的に人生リセット 

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11月11日に創設された「人生逆噴射文学賞」が、現在作品を募集している。

ハードコアテクノビジュアル系バンド「人生逆噴射」の名を冠した、謎の文学賞「人生逆噴射文学賞」が現在作品を募集している。人生を逆噴射させるとどうなるのか、是非作品を書きながら考えてみてはどうだろうか。

2位

BFC5で蜂本みさが二度目の優勝 小林TKGも卜部兼次として出場

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「第5回ブンゲイファイトクラブ 」 で蜂本みさが優勝。第二回の優勝から三年ぶり二度目の優勝という快挙を達成した。

破滅派同人の小林TKGも参加したBFCに関するニュースが2位となった。破滅派同人の更なる活躍に期待したい。

1位

【快挙!】佐川恭一『アドルムコ会全史』が「つかつ大賞2022」受賞

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「つかつ大賞2022」に佐川恭一『アドルムコ会全史』(代わりに読む人)が選ばれた。

佐川恭一の小説に関するニュースが1位となった。今年も大きな飛躍の年であったが、来年はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

11月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。