ゴールデンウィークももう終わるこの頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。文フリ東京の開催に、新刊の発表と、破滅派の五月は忙しくなりつつある。今後ともはめにゅーを見て、最新情報をチェックしていただきたい。
さて、四月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。四月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10~4位
10位
Juan.B
『情況』2019年秋号に髙井ホアンの『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』に関する記事が掲載されることが分かった。
9位
Juan.B
5月29日に第三十四回文学フリマ東京が開催される。
8位
松尾模糊
ヘミングウェイから芥川龍之介まで世界を代表する文豪が拳を交える格ゲーが爆誕してしまうようだ。
7位
松尾模糊
第35回三島賞・山本賞の候補作が決まった。永井みみの『ミシンと金魚』や吉川トリコの『余命一年、男をかう』など注目作がどう評価されるか。
6位
松尾模糊
川上未映子の長編小説『ヘヴン』が「ブッカー国際賞」最終候補6作品に選ばれた。日本人初受賞なるか。
5位
松尾模糊
国立国会図書館が絶版本などをインターネットで提供するサービスを開始。今後の資料検索簡易化に期待したいところ。
4位
松尾模糊
「文藝賞」が文藝創刊90周年記念企画で「短編部門」を設置。第2回以来59年ぶりに復活する。
文学賞の話題や新刊の話題が多い4月となった。春だからなのか、文豪が殴り合うゲームも登場している。文学の形は書いたり読むだけではないということだろう。
3位
Juan.B
4月19日に発売される写真週刊誌「FLASH」に、森暢平教授と髙井ホアンの対談が掲載された。
髙井ホアンと森教授の対談がFLASHに掲載された。皇室のデマ百年を専門家二人が語りつくす内容となっている。
2位
高橋文樹
映画界における性暴力の告発を受け、文学界でも同様の動きが広まりつつあるようだ。フリーランスという弱い立場にある女性作家たちが連帯の声を次々と上げている。
文学とSNSの関係に一石を投じるニュースが二位となった。今後とも注目に値する動きだろう。
1位
松尾模糊
今月発売された文芸誌5誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかを確認する定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
松尾模糊による文芸誌紹介が一位となった。文芸に興味を持つものなら誰でも目を通しておきたい内容だ。
四月のニュースは如何だっただろうか。健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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