投稿一覧破滅派 4,142件

投稿を新着順に表示しています。

  1. 東京ギガストラクチャー (一) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 8,827文字

    西暦二〇四一年、実質一ヶ月しか続かなかった対中露戦争が終わり、日本がとても曖昧な敗北に甘んじていたころ、両親は山口県長府市のはずれにある霊鷲山のふもとの一軒家に住んでいた。俺に戦争の記憶は一切無…

  2. 東京ギガストラクチャー 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 2,105文字

    雪は崩れ落ちた山門の屋根につもり、時折石段の上に落ちて泥水とまざりあった。 境内は白一色、松の枝からこぼれ落ちた雪が手水舎の水に溶けて消えた。 国宝の仏殿があったらしい禅宗の廃寺は、仏殿も山門も…

  3. ものがたるおとこ かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 2,115文字

    昔住んでいたところの近くのカフェで書きました。

  4. 本日のニュース エセー

    • GLASS
    • 4年前
    • 415文字

    ある日のニュース内容 

  5. 小説と点数 かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 2,659文字

    少々寝不足ぎみです。治安の悪いファミレスで書きました。

  6. 教室の井戸 小説

    • 深澤うろこ
    • 4年前
    • 5,908文字

    本当のことはすべて井戸のなかにあって、井戸は世界のあちらこちらに。

  7. かかないおとこ かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 1,745文字

    ファミレスでともだちコレクションで遊びながら書きました。

  8. あなたと私の冒険の終わりに 小説

    • 諏訪靖彦
    • 4年前
    • 2,857文字

    『ショートショートストーリーズ』収録作品を改稿してオルタニア別冊『恋する白色矮星』に寄稿させてもらった作品です。 恋愛ものを書いているとなんかこう恥ずかしくなって背筋がゾワゾワしてくるので、も…

  9. 教室の空白 小説

    • 深澤うろこ
    • 4年前
    • 2,085文字

    ブンゲイファイトクラブに応募するときに候補になったやつです。

  10. フォガティ・イン・ザ・レイン 小説

    • ハギワラシンジ
    • 4年前
    • 21,288文字

    「私は理由なんてただの自己弁護だと思うんだ」と彼女は言った。 「モノに理由がある時、それはそれが存在するための自己弁護としか思えないんだ」

  11. 006 春の嵐 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 328文字

        きもちわるい 猫の唄   闇に光るピカピカおめめ   充血し柔い肉球に私の中のをんながざわわと動き出すから どうか耳栓を下さい どうか 耳障りな本…

  12. 005 サンタクローズが去った朝に 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 357文字

        髭面の聖者が街から去った日 煤すすとリボンの切れ端が転々と 街灯の光線が朝焼けに同化する頃に 僕は歩道橋の上から赤色の点滅信号をいつもの様に眺めていた   …

  13. かくおとこと志賀直哉 かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 3,134文字

    批評でもめた経験がある人は読んでください。

  14. 11月下旬の日曜日。 小説

    • 一希 零
    • 4年前
    • 3,039文字

    意味はありません。

  15. 004 不眠魚 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 231文字

        深夜、落涙の海に 背鰭に輝く綺麗な名前の名札を 月光に反射させて 水面下は二重の曲線が交錯して螺旋   ぽちゃ り と尾、迂回した旋回   見分け…

  16. 003 目分量 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 220文字

        それは場末のサアカス団を観終えた後 揺れなくなった空中ブランコの下で からっぽのライオンは眠ってゐる 散り散りの紙吹雪こてんぱんの檻 出刃包丁の柄は煌々とぬめってゐる…

  17. タカユキの生態──ある教養番組 小説

    • 島田梟
    • 4年前
    • 3,778文字

    NHKの教育番組好きだった人は脳内再生できるかも?

  18. 靴ひも結び 早朝学植物誌 / 小説

    • 多宇加世
    • 4年前
    • 3,941文字

    読み切り掌編。 読書していて読み終える頃ふと、家族から離れてどこかに行った時と同じ気分になることがある。 その行き先で家族のことを振り返ることや、そこに家族の知らない私があるということ(話し…