大相撲でのできごと。
Nミの祖母はグラフに忠実らしい。……というエラー記録
刑務所に収監されている友人を訪ねる、空からは槍が降っている、世界は蝕まれている、ナンセンスにしてロジカル、神々を閲覧する匿名人たち、けっきょく誰もタダでは済まない、しかし概して穏やかである。
夜、誰かが空を指し「あれはقمرだ」と言う。それはまたモンドであり、ルーンであり、ユエでもある。それはムーンでもあり、ツキでもある。人は定められた音の並びから、幾多の情報を瞬時に受け取っている…
乗せてくれたトラックのドライバーさんから聞いた断片的な話の数々。
(1章の3) 川があり、砂利道は、それを渡るほんの十数歩分だけ舗装路になる。錆びた欄干に手を付いて下の流れを覗き込むがよく見えない。それならばと、橋の脇から降りてみる。足元がよく…
(7章の3) 翌日、点滴注射を受けているときに沢田が来た。腕の血管に取り付けた管にセットした大型の注射器を、医師が親指でゆっくり押す。赤味がかった液体が管を伝ってわたしの中に入っ…
(8章の3) 田んぼの向こう、遠くに稜線がある。しかし黒い雲と繋がり、稜線との境目がなかなか判別できない。凝視して、多少薄く見えるところから雲だと、かろうじて分かる程度。雲は昼間…
作品集『二十四のひとり』収録作。
SUAを破壊できる情報機関を立ち上げるにあたって、必要な人員を集めなければならない。 まずは情報収集・工作のプロは不可欠な存在だ。 ニシキは官僚の人脈を利用して、俺を勧誘する前から既に退役した情…
葛野という男がニシキを経由して俺に会いたいと言ってきた。 彼も茂山同様元自衛軍、防衛大臣直属の中央即応集団特殊作戦群に所属していたエリート中のエリートだった。年は俺と同じ二十八、百九〇センチ以上…
沈むように太陽が昇っていくのは・・・幻か。それとも・・・
アラミド繊維におけるパテント王、そして現衆議院議長金剛コウイチは経歴から「不死鳥」と呼ばれている男だ。戦前は事実上の名誉職に押し上げられてしまった今よりももっと政治的影響力をもっていた。経団連会…
2008年作。『唇は赤ければ赤いほど赤い』収録。
(バカSF × 古典構造 × 相撲要素も可) 宇宙を股にかけた戦争を止めたのは、寝たきりの関西弁のおばあちゃん。その“方法”とは…。
マイノリティって、何人まで? に対抗しました。 ぜんぜん違う話になった。
絶望が人間を救う社会で、希望はどの様に働くか。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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