タグ: 自由詩 270件

  1. 005 サンタクローズが去った朝に 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 357文字

        髭面の聖者が街から去った日 煤すすとリボンの切れ端が転々と 街灯の光線が朝焼けに同化する頃に 僕は歩道橋の上から赤色の点滅信号をいつもの様に眺めていた   …

  2. 004 不眠魚 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 231文字

        深夜、落涙の海に 背鰭に輝く綺麗な名前の名札を 月光に反射させて 水面下は二重の曲線が交錯して螺旋   ぽちゃ り と尾、迂回した旋回   見分け…

  3. 003 目分量 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 220文字

        それは場末のサアカス団を観終えた後 揺れなくなった空中ブランコの下で からっぽのライオンは眠ってゐる 散り散りの紙吹雪こてんぱんの檻 出刃包丁の柄は煌々とぬめってゐる…

  4. 002 空豆の空 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 307文字

      空豆と云う響きは悲しい   雨が降る午後に空豆の皮を剥いた   四角い箱からは当たり障りの無い 組み合わせの羅列が流れ 通過しては留まりもせず 消え行く 滞る方…

  5. 001 トーチカ 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 360文字

        最初に煉瓦を一片、 足元に置いたことから始まる 赤茶けた隙間にコンクリートを溶いては重ね続けた 微動だにせず、揺らしもしないで埋め、 背丈を追い越して   …

  6. 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 327文字

    夕闇通り七番街のシャッター閉まった細い路地裏、4649歳のマスターのお店。 店名は「深淵」でス。 【※】小雨降る夜にだけ開店致しまス。 【※】不定期でシの朗読会が行われていまス。 …

  7. まちあわせ 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 583文字

    やっぱりお薬手帳より預金通帳のほうがモテるんだなんて

  8. 花/自分で 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 235文字

    闘いませんから 病気になりませんから 自分で自分を 盗りませんから

  9. しおりちゃんの懊悩 小説

    • 小雪
    • 5年前
    • 2,594文字

    好きって何? ちょっと気まぐれでそそっかしい大学生のしおりが、今日もどうしようもないことで苦悩する。女の子はいつだって苦悩する生き物なのだ。

  10. Theme(革命の試作) 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 897文字

    またまたThemeです。『革命』という題の詩の試作なのか、あるいは革命自体を試作するのか。ポエトリーリーディングを意識して書きました。特に響きを。

  11. good-bye

    • Kannami(函南)
    • 5年前
    • 137文字

    初めて詩を書いてみました。これからも頑張ります。

  12. Theme(夕日と矢の試作) 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 1,196文字

    Themeです。「無題」ではなく、それは私の中では必ず「主題」でおこなわれなければならなかった。

  13. 朝は焼く 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 482文字

    朝に思いを馳せることが怖くないと言ったら嘘になるが、前よりはできるようになった。

  14. ぬあぜ 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 223文字

    慎重に慎重に。言葉を心と繋げたり離したりしながら子供の私が発すること。もしかしたら年寄りの私もいるかも。今の私が出会わせるんだ。

  15. 四つの話 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 403文字

    四つ目の話の末尾に日付がある。この頃からテーマは割と一貫している気がする。

  16. 犬と夢 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 176文字

    まがいものでも君が連れて来たんならそれでもかまわないよ。でもこの世で二人と一匹っきりってのは無しだ。

  17. 弦楽器の呼び名 多宇加世詩集 /

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 383文字

    なかなか醒めない夢とすぐに途切れる夢、これはちょうどその中間に位置する。自分の詩では位置が本当に重要。

  18. The Reason Why Taking Sunglasses 詩集 /

    • 松尾模糊
    • 5年前
    • 331文字

    英語詩。テーマは異星人と嘘です。会話式で展開してみました。