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巣居けけの投稿一覧

全162作(8/9ページ)
  1. 最高の山羊頬舐めと、脳の味たち。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 3,185文字
    • 読了6分

    彼らの国では食パンの大きさ調節も可能なのか? 医学と食物連鎖が絡み合う国……。

  2. 洞窟の在り方。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 1,505文字
    • 読了3分

    吐くのをやめるな。刺すのをやめるな。折るのをやめるな。進むのをやめるな。蹴とばすのをやめるな。否定するのをやめるな。睨むのをやめるな。嫌うのをやめるな。叫ぶのをやめるな。眠るのをやめるな。狙うの…

  3. 欲望の山羊と宗教財団。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 6,261文字
    • 読了13分

    連続する筆の折れる音が、廊下の向こうから迫ってきているような気がする……。おれの吐瀉はいつでも泥で、背筋に通る万年筆のような固形が、おれの四肢を動かしているような気がする……。彼らは、欲を燃料と…

  4. 泥を這う。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 2,480文字
    • 読了5分

    僕は自分の名前がわからない。私は自分の名前がわからない。わしはどうしても自分の名前がわからない。風景が明るい風車で彩られた朝。お前の所在を空が問いている。私が徘徊を上から覗いている。

  5. やっちまった神。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 5,702文字
    • 読了11分

    強烈な壁にぶち当たった時、その放浪人は必ずやってくる。

  6. 独学宗教の歌。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 10,394文字
    • 読了21分

    赤い教会に通う信者どもは、全ての女性の声を統合したような声で語らう。約一万字の地獄とは結局のところ一部始終に過ぎず、しかしその暗闇が、街の医学と低学年学級の歯車に石を投げて油を塗る……。

  7. 朝からやってくる。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 5,210文字
    • 読了10分

    一体どこから観測されていた?

  8. 濁流の独房。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 2,020文字
    • 読了4分

    望遠鏡で完成された灯台を見た時、騒がしい波に脳が浮かんでいるのが目撃できた。私が浮かんでいる人魚の一人に問いただすと、彼はひっきりなしに、「脳です」とだけを告げてくる。私はいつものガソリン代を彼…

  9. ヴエラ。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 1,952文字
    • 読了4分

    子宮の中は複雑怪奇な迷路の毛玉か? 肉の壁たちが唾液を求めているのは事実か? 胎児は胎芽と喧嘩をするのか? お前は医療のメスで、台本の無いドラマチックを乗り切ることができるのか?

  10. 知的山羊たちの液体公園。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 10,632文字
    • 読了21分

    二日後には全てを忘れているさ……。

  11. 一千二十八円の山羊。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 2,120文字
    • 読了4分

    原則として、山羊にそこまでの価値は無い。

  12. エイゴイの猫。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 2,404文字
    • 読了5分

    どうして猫なんだ! どうして山羊ではないんだ! どうして、お前だけが猫に成り果てることができたんだ……。私も伸縮自在な猫になりたい。

  13. 欲情と相談室の、臭い粘液ソテー。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 1,679文字
    • 読了3分

    性行為がわからない……。少年をいたぶる感覚だけが、血液として体内を巡っているような気がする……。

  14. ペンウィー・ドダーと不愉快な山羊が溶けるまで。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 3,835文字
    • 読了8分

    山羊学部山羊学科を出ているペンウィー・ドダー。彼は医学界隈をうろつく。医学に関する免許を五つほど取得していると噂される。

  15. 山羊の音。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 2,884文字
    • 読了6分

    協会にある白い鐘を鳴らすと、回数に応じて、その日の夜のラジオで放送される、街の人口報告での数が一つ増える。それが面白くて、どんなことよりも熱中していたら、いつの間にか白い鐘は無くなっていた。

  16. 走る軍人。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前 新着
    • 4,194文字
    • 読了8分

    誰も軍人らしくない……。ペンウィー・ドダーは軍医ではない……。この町にヘリコプターは無い……。

  17. だから私は頷いた。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 2,561文字
    • 読了5分

    私は例の、迫り来る埃臭さに鼻をつまむことをせずに、むしろ鼻孔に灰色の空気を取り入れた。全身を巡っていると想像できる電磁石が、気味の悪い両親の顔を上から塗りつぶすので、私は四年ぶりに安眠の中で銃を…

  18. 瘡蓋コンビニエンスストア、その抑揚町支店にて。 小説

    • 巣居けけ
    • 4年前
    • 4,620文字
    • 読了9分

    身体の中に町がある……。

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