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歴史奇譚

  1. 連載中 (最終更新: 2014 年 4 月 20 日 )
  2. 14 作品収録
  3. 31,960文字

Authors & Editors 執筆者・編集者

消雲堂

消雲堂 編集・執筆

大学を中退して漫画を目指すが絵が下手で挫折。写真家を目指すが技術を覚えるのが嫌で挫折。出版社の雑誌編集部に入社するが文章が下手で営業部に左遷。独立して消雲堂を設立。

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4.5
1件の評価)


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Works 掲載作一覧

  1. 1

    「赤い華族」 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 1,142文字

    ロシアのロマノフ王朝を退けたロシア革命の余波は、日本にも大きく影響しました。昭和の初期には恐慌、失業増加の不穏な世相の中に共産国家を理想郷として夢を追った若者の中には、本来ならば共産主義に対抗して天皇家を守るべき華族の子 […]

  2. 2

    綾瀬幻想 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 1,168文字

    小菅とか綾瀬ってさ、面白い街なんだよ。まず東京拘置所があるよね。有名な犯罪者さんたちが、この拘置所に入ったから話は尽きないけど、それはまたにしようね。   ここは江戸時代に治水工事の専門家である伊奈さんの屋敷が […]

  3. 3

    「綱淵謙錠さんのこと」 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 1,041文字

    吉村昭先生のほかにも尊敬する時代小説作家がいます。綱淵謙錠さんです。といっても読んだことがあるのは、会津藩の最後を描いた「戊辰落日」と「幕末風塵録」ぐらいです。綱淵さんの本はあまり書籍市場にないのです。アマゾンでは古本を […]

  4. 4

    千住幻想 吉展地蔵尊 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 1,093文字

    昭和38年(1963)3月31日の夕刻、台東区にある建築業者の長男、村越吉展ちゃん(4歳)が、入谷南公園から忽然と姿を消した。 両親は警察に通報し、捜索が始まった。4月2日の夕刻、男から身代金50万円を要求する電話があっ […]

  5. 5

    「悲憤」1 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 2,289文字

    幕末に新政府軍によって作られたテロ集団に「赤報隊」というのがありました。その赤報隊の一員に、私が住む鎌ケ谷市の佐津間(江戸時代は佐津間村として独立していました)出身の渋谷総司がいました。   赤報隊は薩摩藩の西 […]

  6. 6

    「野馬土手」 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 2,775文字

    壱「眼下の土手」   今のマンションに引っ越してきて驚いたのは、ベランダからの眺望でした。遥か遠くにではありますが富士山や筑波山を見ることができるし、夏ともなれば、隅田川や江戸川に手賀沼など周辺の名だたる花火大 […]

  7. 7

    『日の塵(ひのちり)』1「帝都のお灯明 東京スカイツリー」 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 2,268文字

     千葉にある自宅マンションからは、富士山と東京スカイツリーが並んで見えます。昼間のスカイツリーは白くて高いだけの塔でまったく面白くないのですが、夜のスカイツリーは、後方に帝都東京の街を従えて幽幻なる魅力を放っているのです […]

  8. 8

    『日の塵』2「綾瀬新撰組」 小説

    • 消雲堂
    • 5年前
    • 6,178文字

    前回は、東京の新名所スカイツリー周辺の町のお話をさせていただきました。そこでご紹介させていただいた小塚原処刑場は常磐線・南千住駅の近くにありました。その隣の駅は北千住です。江戸時代はこの一帯を「千住」と呼び、日光や佐倉、 […]

  9. 9

    「日の塵」 富士塚は富士山噴火の封印 小説

    • 消雲堂
    • 4年前
    • 2,062文字

    ▼富士山が世界文化遺産に登録されて、日本中は大騒ぎです。ついに富士山は世界に誇れる霊峰となったわけですね。霊峰とは神聖視されている山のことです。「聖徳太子が甲斐の黒駒に乗って富士山を越えた」、「役行者が伊豆大島に流された […]

  10. 10

    日の塵「歴史は市民によって作られる」 小説

    • 消雲堂
    • 4年前
    • 2,042文字

    ■年を重ねると歴史に興味を持つようになります。それは無意識に自分が歩んできた半生と対比させようとするからではないかと僕は考えています。歴史の本を読んで、自分だったらこうしたのではないか? なんて、さも自分が歴史上のヒーロ […]

  11. 11

    大地に組みした男たち-10年間に富士の裾野76町3反歩(約75万㎡)を開墾した大侠客—清水の次郎長 小説

    • 消雲堂
    • 4年前
    • 1,225文字

    1.   江戸時代の後期、各地で多くの博徒侠客の集団が発生しました。特に治安が脆弱だった関八州(相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、上野、下野)、甲州、駿河、などには博徒の大親分が生まれました。大前田英五郎、国 […]

  12. 12

    10年間に富士の裾野76町3反部(約75万㎡)を開墾した大侠客 清水の次郎長 小説

    • 消雲堂
    • 4年前
    • 2,813文字

      1. 天田愚庵(天田五郎)、安政元年に磐城平城下(今の福島県いわき市)に生まれました。父親は「坂下門の変」で水戸藩士たちに襲撃された安藤信正の家臣です。慶応4年(明治元年)鳥羽伏見に戦いから始まる戊辰戦争時 […]

  13. 13

    綾瀬新撰組「水戸橋の化け物退治①」 小説

    • 消雲堂
    • 4年前
    • 1,516文字

    小菅の銭座で働いている次郎吉は、銭座から自宅がある五兵衛新田への帰り道、綾瀬川にかかる伊藤谷橋のたもとに大きな口をひん曲げて橋の欄干に両手をついてぼんやりと綾瀬川を眺めている男を見た。総髪を綺麗に束ねて髷を結った男の脇に […]

  14. 14

    綾瀬新撰組「水戸橋の化け物退治②」 小説

    • 消雲堂
    • 4年前
    • 939文字

    2. 翌日の朝のこと、次郎吉はいつものように銭座に出かけた。昨夜、口の大きな武士たちと出会った伊藤谷橋に差し掛かると、橋の上に2人の男が立っていた。昨夜、口の大きな男と一緒にいた男たちのようだ。一晩中、橋の上に立っていた […]