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春18|アイの楽園—俺と彼女が犬に食べられるまでの365日

アイの楽園—俺と彼女が犬に食べられるまでの365日(第18話)

全滅

★☆☆☆☆「最悪。星一つすら付けたくない。」

タグ: ##純文学 #SF #サスペンス #ホラー

小説

758文字

18.夏ノ楽園

「ハルもきっと寂しかったんだよ。ね、ハル!」

「うわ!充電器も……派手にやったな!暴れん坊め!おすわり!」

逃げ損ねた鼓膜を夏生の笑い声が貫通した。

「それより秋来、病院行きなさいよ。部屋は私が片付けておくから。」

「いいよ。大したことないし。」

夏生が手際よくガラクタを片付ける音のおかげで、隣室の内装工事の音が気にならない。

「玄関で気絶してたくせに、大したことないわけないでしょ!怪我だらけで……!」

「あとハル、動物病院に連れて行って。ネズミ咥えてたんでしょ!?」

「せっかく休み取ったんだから、怪我人らしく……!」

「わかったわかった。」

——

「骨にヒビ!?見せて!」

「こんなもん、ほっとけば治るって。」

「いいから見せなさい!」

「見せたって治らねえだろ!」

「見せろー!!」

「ガルル……ヷウッッ!!」

「いやッッ!!ちょっとハルやめてッッ!!」

——

「秋来、これ見て!」

『エディの犬小屋』

——犬と過ごすならここ!ハードな訓練から遊びまで、エディと妻の陽子がサポート。警察犬訓練士を13年、犬のことならなんでも相談!小さな訓練所ですが、愛と経験でカバーしてます!——

——評価——

★☆☆☆☆ 「汚い、怒鳴るし怖い。」

★★★★★ 「うちの犬が変わった!プロです!」

★★★☆☆ 「人による。訓練は本当に凄い。」

★☆☆☆☆「最悪。星一つすら付けたくない。」

——————

「胡散臭いな。」

「頼もしそうじゃん。」

「タンクトップで腕組んでるマッチョは百パー頼もしくない。」

「でもこの女の人は優しそうだよ。犬たちも楽しそうだし。」

「俺が訓練するから。」

「動物病院で女性に腰振ったんでしょ。」

「……」

「冷蔵庫倒されて泣いてたのは誰?ハルの暴走で死にかけたのは?」

「ぐっ……」

「はい、予約完了!次の土曜日に入れたよ!御崎町だから自転車で行けるよ!」

© 2026 全滅 ( 2026年2月1日公開

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