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春03|アイの楽園—俺と彼女が犬に食べられるまでの365日

アイの楽園(第3話)

全滅

その黒い巨大な……

タグ: #SF #サスペンス #ホラー #純文学

小説

295文字

3. 起動ノ楽園

その黒い巨大な獣は、彫像のように堂々としたポーズでベッドの上から俺を見下ろしていた。

俺はゆっくりと床に座り込む。

——会社に連絡、謝罪、すぐ出発。

「クソ食らえ。」

——俺はいつも……どうせまたやる。

「黙れ。」

——どうせただのクソバイト……黙れ!電話!

スマホを拾う。

電話アイコンを叩き、着信履歴の一番上へ向かう冷たい右手の親指。

「……はい……失礼します。」

家中のコンセントを全て引き抜き、ガスの元栓を閉じる。

床に散乱したガラスの破片をスリッパで部屋の隅に押しやり、ソファーを押し付けて隠す。

電話が切れてから2分後には、俺は会社への道を走っていた。

† † †

© 2026 全滅 ( 2026年1月31日公開

作品集『アイの楽園』第3話 (全8話)

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