5月17日に発売された集英社の文芸誌『小説すばる』6月号に、斧田小夜のエッセーが掲載された。

本人がTwiiterで伝えた。

『小説すばる』では現在、掲載作家たちが各々の記憶に残った食について語る「最高のひと皿」が連載されている。これまで様々な作家により食が語られてきたが、今回の担当となった斧田小夜は、「あなたが落としたのは金のカレーですか? それとも」というエッセイを寄稿している。「四畳半に高級カレー缶が来る話」とのことであり、とても興味が沸くエッセーとなっている。

他にも『小説すばる』6月号では、池井戸潤の新連載「ハヤブサ消防団」が始まった他、大貫亜美へのインタビューや、道尾秀介、村山由佳らの記事なども掲載されている。斧田小夜のエッセーと合わせて読みたい一冊だ。小説すばるにはこれまでも高橋文樹や佐川恭一らが何度も掲載されており、今後も破滅派同人として是非とも注目しておきたい文芸誌である。

また、斧田小夜の作品が掲載され、4月に出版された『NOVA 2021年夏号 (河出文庫)』も好評発売中である。是非こちらも確認したい。

『小説すばる』6月号は5月17日に発売され、全国書店で販売中である。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。