1月17日に発売された集英社の文芸誌『小説すばる』2月号に、佐川恭一の小説『東大A判定記念パーティ』が掲載された。

『小説すばる』2月号は、ヒダカナオトによるユーモラスで可愛らしい表紙が目を引くが、その中で佐川恭一の名が怪しく光っている。今回掲載された作品は「東大A判定記念パーティ」。初見の方には何が起きるか予想もつかない題だろうが、年々増えている佐川ファンの方でも予想が付きそうで付かないだろう。

毎回、学歴学閥の嵐からセックスの悲哀まで凄まじい作風を発揮してきた佐川だが、今回も期待を裏切らない佐川イズムを発揮する短編となっている。佐川恭一は今年も最初から何を成し遂げていくのか? 是非その目で確認したい。また、佐川の他にも豪華執筆陣が揃っている。いずれ、どの様な化学反応が起きるのか? 楽しみでならないところだ。

『小説すばる』2月号は全国の書店および各種ショッピングサイトにて販売している。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。