大木芙沙子の小説「呼び鈴」が英国発のホラー文芸誌『Home: An anthology of dark microfiction』に掲載されることがわかった。

本人がTwitterにて告知を行った。

英文ホラー文芸誌『Home: An anthology of dark microfiction』はGhost Orchid Pressにより出版される、100ワードのホラー小説を集めたホラーアンソロジー集である。大木芙沙子の短編小説「呼び鈴」は、カメイトシヤ氏の翻訳により「Ding-Dong」として掲載された。他に訳された日本人作家としては勝山海百合と紅坂紫も参加している。Kindleなどの電子書籍としてだけでなく、ペーパーバック版も発売される予定である。

Ghost Orchid Pressは、イギリスのケンブリッジを拠点とする独立系出版社であり、ゴシックホラーやダークフィクションを主に扱っている。オンライン文芸誌としてはThe Cryptを運営している。

また、Insignia Storiesでは、2月の「女性ホラー月間」の企画として、2月下旬に大木芙沙子を始め日本人女性作家へのインタビューを掲載する予定だという。こちらも注目である。大木芙沙子と破滅派同人の更なる活躍に今後も期待したい。

ホラー文芸誌『Home: An anthology of dark microfiction』は2月6日頃より発売予定である。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。