コロナウイルスが地球を席巻する今日この頃だが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。自粛自粛とうるさい世の中ではあるが、読書はまだ規制されていない。こんなときは文学を楽しむ機会でもある。3月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて3月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。

8位~4位

第8位  :第30回文学フリマ東京中止が決定(2020年3月26日 高橋文樹)

第7位  :【快挙!】「徳島文學第3号」に佐川恭一『踊る阿呆』完全版が掲載 4月発売予定(2020年3月25日 Juan.B)

第6位  :ジュンク堂書店京都店が閉店 佐川恭一も通った京都の大型書店が32年の歴史に幕(2020年3月1日 Juan.B)

第5位  :【中止】4月7日に阿佐ヶ谷ロフトAで「宗教アニメを観て学び、コロナウイルスの対策を練る会 Vol.2」開催 髙井ホアンも出演(2020年3月26日 Juan.B)

第4位  :小学館が『小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史』電子版全24巻を無料公開 4月12日まで(2020年3月13日 Juan.B)

コロナウイルスに翻弄されたニュースの目立つ3月となった。第30回目の節目を飾るはずだった文学フリマ東京は中止となり、Juan.Bの出演イベントも中止となっている。だが、子どもたちのために学習漫画を始め様々なコンテンツが無料公開されているなど、必ずしも暗いニュースばかりでもない。今後の推移に注目したい。

3位

書肆侃侃房より文学ムック『ことばと』創刊 佐川恭一も執筆 4月中旬発売(2020年3月6日 Juan.B)

新創刊の文芸誌と言う明るいニュースが3位にランクインした。あの佐川恭一も参加予定である。是非手に入れて読みたい。

 

2位

藤本淳史訳『スウェディッシュ・デスメタル』がパブリブより出版 デスメタル界の名著が日本語訳で登場(2020年3月27日 Juan.B)

パブリブの新刊ニュースが第2位となった。メタル界の伝説の名著が日本語でも読めるようになる。このコロナウイルスの暗い雰囲気を爆音で吹き飛ばしてくれそうな新刊である。

 

1位

3月18日に阿佐ヶ谷ロフトAで「宗教アニメを観て学び、コロナウイルスの対策を練る会」開催 髙井ホアンも出演(2020年3月3日 Juan.B)

3月18日に開催された、筆者も参加した宗教アニメイベントのニュースが第1位となった。会場は盛況となり、大変愉快かつディープなイベントとなった。予定されていた第二回は上記の通り残念ながら中止となってしまったものの、コロナウイルスが収束した暁には是非記念イベントを開催したいものである。

 

3月のニュースは如何だっただろうか。今月のはめにゅーも乞うご期待である。