4月発売予定の、徳島文学協会「徳島文學第3号」に、佐川恭一の小説『踊る阿呆』が掲載されることが分かった。

佐川恭一本人がTwitterで明らかにした。

「徳島文學」は、徳島文学協会が2018年から刊行する所謂地方文芸誌である。その作りは重厚であり、商業雑誌に匹敵するクオリティとなっている。徳島県内の書店のみならず、Amazonでも購入する事が出来る。主な執筆陣は吉村萬壱、大滝瓶太らがおり、今回これに佐川恭一が加わる事となる。

佐川恭一の小説『踊る阿呆』は、徳島出身の青年を主人公として、阿波踊りと彼女作りの日々を描く青春小説であり、第2回阿波しらさぎ文学賞大賞を受賞している。また、NHKラジオ第一で朗読された実績もある。今回、「徳島文學第3号」に収録されるのは内容が一部修正された完全版となっており、どの箇所が修正されたのかなど含め早くも大きな注目を集めている。佐川恭一のみならず破滅派同人の今後の更なる活躍に期待したい。

徳島文學第3号は4月に発売予定。全国的にはAmazonなどで入手が可能となる予定である。詳しい情報は下記リンクを参照のこと。