高橋文樹の短編小説「かえりの会」が、米オンライン文学誌『ANOTHER CHICAGO MAGAZINE』に掲載されたことが24日に分かった。

高橋本人がTwitterで伝えたところによると、小説「かえりの会」が有志のカメイトシヤ氏により翻訳され、米オンライン文学誌『ANOTHER CHICAGO MAGAZINE』に掲載された。また、破滅派公開版にはない挿絵も挿入されている。

ANOTHER CHICAGO MAGAZINE』(ACM)は様々なジャンルの文学が集う、リベラルなオンライン誌である。特に政治性についても明記してオープンにしており、例えば「他の多くの文学雑誌とは異なり、ACMは書評や歴史や社会問題に関するレビューやエッセイを歓迎します。」とサイト内で説明している。その方針を示す一例として、1919年夏に発生した「赤い夏」や、その出来事の一つに数えられるシカゴ反人種差別決起に関する顕彰も行っている。

小説「かえりの会」の日本語原版は破滅派にて現在無料で読むことができる。2018年7月度合評会で投稿された、世界が壊滅する直前を舞台に、死と寄り添う少女の情景を描いた小説である。

かえりの会

高橋文樹 高橋文樹

少女が見る、この世の終わり。それは切なさとともにやってきて、でも無慈悲で——2018年7月破滅派合評会「明日世界が確実に滅びるとして」参加作品。

高橋文樹のこれからの更なる活躍と、破滅派同人の発展に期待したい。