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ラきスケ。

西向 小次郎

採用するのは、ギャンブル漬けの兄弟をもつ美女。

戯曲・脚本

585文字

「カズヤだよ。」

 

 

 

 

 

 

「えっ、児島さんて一哉かずやって名前なんですか?」

 

「そーだよ!」

 

「全然知らなかったですよー」

 

「ここじゃマズイからあっち行こう」

 

 

 

「もしもし、渡部です。」

 

「いや〜こちらこそ、」

 

「ハイハイ、えっ!ちょっと待ってくださ〜い。」

 

「あ、空いてます、空いてます。」

 

「ますちゃんさー、アレどうゆうことよ。」

 

「もうはけてますよ。極暖。」

 

「なるほど、それでね。」

 

「あたまからですか!いーですねー!」

 

「少し反発するのもいいと思うけど?」

 

「困ったなー、ちょっと相方にも聞いてみないと。」

 

「そうそう、ちょっと顔つくってみな。」

 

「あー見えてコワいんですよ。まゆ毛がビッとなっちゃって、」

 

「手は出しちゃダメ、そうそう。」

 

「そろそろ見たい?え、なんですか?」

 

「アレぇ?何何いけんじゃん、」

 

「あ、診断ですか?」

 

「よし、とうぶんそれで様子みよう。」

 

「口が裂けても言えないですよ!」

 

「まゆ毛がキマると気分いいぜー」

 

 

© 2025 西向 小次郎 ( 2025年12月15日公開

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