煤けた壁に 跳ね返る
君の声の軌跡を 目で追いながら
かつての蒼穹のことを考えていた
炸裂してしまった記憶
もはや欠片となった記憶に散り散りになった
蒼穹 その下で僕達は悲しいほどに無垢だった
慣れない旋律に戸惑いながら
君の歌に伴奏をつけようとした
不揃いの記憶を集めて・・・僕は思い出そうとする
君の声
君の歌
僕はどのコードを押さえていたんだ?
煤が すべてを不明瞭にしている
世界は何も映し出しはしない
壁に跳ね返った君の声は何処へ行った?
空から忘却の爆弾・・・
そうだあの時 君は微笑んでいたっけ
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