メニュー

やほー!夏生(ナツキ)だよ!✌️
あ!ちょうど同棲中の秋来(アキラ)が帰ってきたよ!
愛犬のハル🐺も喜んでる!🤩
今夜はヤるのかなぁ!?💕楽しみっ👉

タグ: #メタフィクション #ユーモア #ライトノベル

小説

1,050文字

「おかえり!仕事どうだった?」

「別に普通。クレーム引いて長引いたけど、3位だった」

「すごっ!さすが!偉いぞ!よしよし!」

この頭の湿り具合……「プライベート・ライアン」並みの泥沼戦だったな?

「俺は犬じゃないぞ」

「犬より可愛いもんねー!ヨシヨシ!」

「……♪」

夕飯の下ごしらえ完了……っと。

「工房」に籠ると私はワイヤークラフトの鬼になる。この前、川で見た鵜(ウ)を製作中。👉ウ(鵜;Phalacrocorax属)は水中追跡型捕食に特化した潜水性鳥類で云々。

「翼、黒、水、風……あっ!風……!?」

涸瀬川の夕陽、中洲、大きな黒い翼、あの時吹いていた、風——

動かざる黒い鳥、止まらざる夕映の川、その狭間で記憶に沈んだ風よ。世界を切り取る我が中指に従い、現前せよ——っ!!」

「誰と喋ってるんだ……?」

「いやああああ!!勝手に開けないでよっ!!//////」

「あー、今日うどんでいいか?」

「なんでもいいよっ!……うどん……ウ?……鵜!?……きたっ!」

うどんどころじゃないの!コチトラ、うどんの百倍硬いワイヤー茹でてんの!!💢

「秋来ぁああ!!うどん伸びちゃったぁああ!!」

「呼んだのにすぐ食わねえからだろ!」

「ぴえん。もう一個作って。バリカタ」

「はいはい、作りますよ、姫。うどんでバリカタは無理だけど」

「秋来、愛してる。イケメン」

「うるせえ」

「消すよ」

「ん」

「……」

「秋来」

「ん?」

「作って」

「何を」

「……赤ちゃん」

「ブッ!ガフッ!フンガッー!」

「何その反応」

「ごめん……ッ!鼻から晩のうどんが——ッッ!」

「ハルがいいお兄ちゃんになってくれるよ。楽しいよ、きっと」

「よいしょ……っと」

「ね……?あ、き、ら。チュルッ」

「あんッ!そのうどん食べちゃダメ——ッ!」

「ねぇ……想像してみて……ズルッ」

「はぅッ!うどん引っ張らないでぇ——ッ!」

「秋来にそっくりな……小さい秋来が……ジュルッ」

「お゛っ!お゛っ!」

「だんだん……おっきく……ズルズルッ!」

「あああ出るッッ!!」

ビュルルッ!ゴクンッ!

「秋来……モテるし……子供に。ね?」

「ハァハァ……鼻が……ッ!」

「ねえ、どうなの……?」

「ハァハァ……うーん……」

「なに?」

「作ること自体は大好きだが……」

「むっ!?どういう意味だ!?」

「いや!冗談だって!」

「最低!おやすみ!」

「……」

「……」

「……」

「眩しい。何見てるの」

「……なっなんでもねえ」

「……」

秋来……今の変なポエムは何?イタいって。

——『おやすみ、俺の、生まれない方がいい遺伝子たち』

© 2026 全滅 ( 2026年2月2日公開

作品集『アイの楽園♡私と彼が犬に食べられるまでの365日』最新話 (全3話)

読み終えたらレビューしてください

みんなの評価

0.0点(0件の評価)

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

  0
  0
  0
  0
  0
ログインするとレビュー感想をつけられるようになります。 ログインする

著者

「春03|うどんノ☆楽園」をリストに追加

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 あなたのアンソロジーとして共有したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

"春03|うどんノ☆楽園"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る