「芋煮っちゅうのはー……河原で豚汁。」
「な、そうだよな。」
場所は東北地方のとある地域振興会議所。
集会にあづまったのは30代の若者から70代の若年寄まで。あどはみなほでねくてら。
「だっけよー、芋煮っていってもさ、豚汁なんだっけ、」「んだんだ。」
最近の若者は黙ってねぐてよ、パソコン片手に文句。市の許可取るがら三萬円。以上。
「そんだばやんねくていんだぜぇ」
昨年度まではそれでもやってきたども、今年度は難しい。普通の感覚ではそうなんだどもな。
- 伝統を絶やしてはいけない。
- みんな生きがいにしている。
- 交流の場にしたい。
毎年の主張だども、大きな間違いだ。
「いや、いいべども、場所っこだな。」
大鉈まではなくとも、ちょっと意見をしてみだ。若干、こっちも間違い。ねんだっけ、場所が。
「年寄はいげねがら、若者でやればいんでねの」
「そーですね。じゃあ、今年度は……」
悪気はないのだろうが、大変に難しい時代になりました。僕らの時代には、どか盛り竜王と呼ばれるおじさんが居で、具材の調達はいつもどか盛り竜王がやってくれていたそうでした。

どか盛り竜王に詳しい同期の三浦さん
「馬鹿だなぁ。ンなわけないじゃん。」

「イイ女がいたら揉んで来い」
「いいんですか?」
「いいよ」
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