本日発売の集英社『小説すばる』11月号に、佐川恭一の小説「花火大会撲滅作戦」が掲載された。佐川恭一が自身のTwitterで伝えた。
#小説すばる 11月号(本日発売) に、なんと短編小説『花火大会撲滅作戦』が掲載されています!!昨日まで実は載ってないんじゃないかと思ってましたがマジで載ってました。一応童貞の話ですがオカンにも贈ろうと思います。佐川恭一の商業誌小説デビュー作、ぜひ読んでやってください! pic.twitter.com/vTZ2jxfwR8
— 佐川恭一 (@kyoichi_sagawa) October 16, 2019
『小説すばる』11月号は「新連載&読切満載!特大号」として様々な作家による小説が掲載されているが、その中で佐川恭一の短編小説「花火大会撲滅作戦」も掲載されている。佐川恭一にとって商業誌初の作品掲載となる。佐川恭一は先日も阿波しらさぎ文学賞で大賞を受賞し、またその作品『踊る阿呆』がNHKラジオ第一で朗読されるなど活躍が著しく、要注目の作家である。是非この機会にその商業第一歩を確認したい。
『小説すばる』11月号は全国の書店および各種ショッピングサイトにて販売しているので是非お手に取って読んで頂きたい。小説すばるには以前、高橋文樹のSF小説「pとqには気をつけて」が掲載される等、破滅派との関りが深い場面もあるので、これからも注目していきたい。
なお、小説すばる11月号の細目は以下の通り。
『蝦夷太平記 十三の海鳴り』 刊行記念 ◆対談 安部龍太郎 × 斉藤光政 暗黒の中世史に光を当てたい
◆書評 大矢博子 南北朝時代の背後には経済と政治が蠢いていた
◆インタビュー『介護のうしろから「がん」が来た!』刊行記念 篠田節子 心情だけでなく とにかくリアルを届けたかった。
映画『ひとよ』公開記念 鈴木亮平 粗削りでもいい、感情を揺さぶる物語を。
◆第32回小説すばる新人賞決定発表・受賞の言葉
上畠菜緒『しゃもぬまの島』
佐藤 雫『海の匂い』
◆第32回 柴田錬三郎賞速報
◆読切短編
彩瀬まるかざあな
岩井圭也生者のポエトリー 最初から行き止まりだった
降田 天水の香
増島拓哉トラッシュ Vol.2
佐川恭一花火大会撲滅作戦
連載
北方謙三 チンギス紀 第31回
夢枕 獏 明治大帝の密使 第105回
赤川次郎 劇場の幽霊 前 編
花村萬月 対になる人 第6回
村山由佳 風よ あらしよ 第17回
石田衣良 禁猟区 第3回
朝井まかて 類 第12回
奥田英朗 リバー 第5回
今野 敏 オフマイク 第9回
堂場瞬一 ホーム 最終回
西條奈加 心淋し川 灰の男(後編) 最終回
梶 よう子 空を駆ける 第9回
冲方 丁 アクティベイター 第20回
薬丸 岳 ブレイクニュース 第3回
中脇初枝 愚かな動物たちの物語 第2回
今村翔吾 塞王の楯 第4回
寺地はるな 水を縫う 第3回
渡辺 優 悪い姉 第5回
爆笑対談 みうらじゅん×宮藤官九郎 じゅんくどう書店へようこそ
旅エッセイ 北大路公子 いやよいやよも旅のうち
連載漫画 増田こうすけ あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和
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