大木芙沙子の小説「篝火」が、7月7日発売の『文學界』2025年8月号に掲載されたことがわかった。
本人がXで発表した。
昨年10月にKaguya Booksのアンソロジー「トウキョウ下町SFアンソロジー この中に僕たちは生きている」に作品が掲載され、今年も多くの媒体に作品が掲載されるなど、さらに活躍の幅を広げている破滅派同人作家の大木芙沙子(またの名をエレガントザリガニ)。今回、株式会社文藝春秋が刊行する純文学誌『文學界』でも作品が掲載されることとなった。
今回掲載される中編小説は「篝火」。様々な小説の執筆を通して、大木芙沙子が純文学の中で掲げるかがり火とはどのようなものなのか、読んで確かめたい。芥川賞作家となる日も近いかも知れない。他にも8月号では筒井康隆、町田康、小野正嗣、高瀬隼子ら多くの作家の創作が並ぶ。また、古賀及子と坂崎かおるによる文学フリマルポも掲載されるという。是非この機会に読んでおきたい。
『文學界』2025年8月号は7月7日に発売される。
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