タグ: 純文学 835件

  1. 方舟謝肉祭(16) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,222文字

    性格の悪い語り手Fは、ついに宗おじさんの秘密へと至る。自らの「血のこと」が汚されることすら厭わないFは、弟子DDに向けて、これまで自分が描いてきたすべてを覆す秘密について語る。

  2. 夕凪の部屋(3) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 5,836文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  3. 方舟謝肉祭(15) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,860文字

    小説を書くとは、いったいどういうことか? 性格の悪い語り手Fは、そんな問いを弟子DDに投げかける。インチキ手品師呼ばわりされることを厭わない彼が、自らの書いた小説「方舟」に下した評価とは。

  4. 夕凪の部屋(2) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 5,558文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  5. 方舟謝肉祭(14) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,505文字

    多くの命を失いながらも、宗おじさんら一行は最後の希望を求めてあがく。海洋冒険小説はやがて幕を閉じ、驚くべき展開が……。

  6. あの日に戻る 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,518文字

    恋人に別れの手紙を送ったはずが、大学時代の友人の元に届いてしまった! 間違いだらけのちえ子のある夜のお話。

  7. 夕凪の部屋(1) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,320文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  8. 方舟謝肉祭(13) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,140文字

    種村船長は死んだ。深い絶望が宗おじさんを包み込む。次々に死んで行く乗員たち。ついに3名となった彼らを待ち受けているものはわかりきっていた。しかし……

  9. 方舟謝肉祭(12) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,818文字

    はるか南洋まで旅立った「宗おじさん」は、「地球村事業」の手ごたえを掴みながら、帰国の途につくが……。 性格の悪い語り手Fが描く小説はその加速度を増してゆく。傑作メタフィクション。

  10. 方舟謝肉祭(11) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,316文字

    ついに宗おじさんは南陽群島からの帰路についた。強い決意を秘めた旅路は、成功への予感を秘めて終わるはずだった。しかし、ほんの小さな過ちが、大きな災厄を呼ぶこととなる。宗おじさんら一向を待ち受けてい…

  11. 方舟謝肉祭(10) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,273文字

    南洋群島の楽園パラオは、宗おじさんの思っていたほど栄えてはいなかった。つきまとう植民地の悲しい幻影。蝕まれていく現地の人々の悲しさを充分に理解しながら、宗おじさんは南洋を活路とすることを決意する…

  12. 方舟謝肉祭(9) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,741文字

    ついに南洋航路へと船を出した宗おじさん。大正時代の航海は辛く危険に満ちたものだったが、ついに南洋群島の一つであるパラオへと辿り着く。パラオは南海の極楽さながら、珍かなものに満ちた楽園だった。確信…

  13. 方舟謝肉祭(8) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,104文字

    「性格の悪い語り手」Fの大伯父・宗おじさんは、五曜会の面々に働きかけ、なんとか南洋就航を成し遂げようとする。それは早すぎた時代の一代ベンチャー事業だった。

  14. 方舟謝肉祭(7) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,530文字

    取材を終えたFはミツムネ氏の父(つまりFの大伯父)である「宗おじさん」について書き始める。それは大正時代を舞台にした、壮大な海洋冒険物語だった。

  15. 破滅派放談「グッドバイにはまだ早い」 対談など

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,197文字

    鼎談を終えたほろほろと山谷は、なかなか帰らずに、二人で太宰について語り明かす。最後はもう太宰VS中也みたいになっちゃいました。

  16. 方舟謝肉祭(6) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 14,948文字

    「性格の悪い語り手」Fは、ついにミツムネ氏に再会する。まったくもって文学をまっとうするつもりのない弟子DDをひきつれて、Fの取材は佳境を迎える。

  17. ルサンチマン鼎談「太宰治特集」 対談など

    • 高橋文樹
    • 18年前
    • 5,879文字

    太宰治大好きの2人が集まって、てんやわんや。なぜ太宰治はこれほどダメ人間をひきつけるのか? あと、なんで太宰好きはみんな「自分のことが書いてある!」っていうの? ゆかりの地三鷹を散策して、そのつ…

  18. 方舟謝肉祭(5) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 18年前
    • 11,648文字

    祖母からアルバムをせしめたFは、家族史のタブーを暴くべく、弟子のDDをひきつれてはるか山口の柳井市まで向かう。Fの祖先のルーツがある柳井は、決して彼を暖かくは迎え入れないのだった。