随筆、日記など、日々の思索や心の動きを綴った私的な文章。形式にとらわれず、書き手の声がそのまま響いてきます。
あなたはとてもいい絵を描きますね。優しい純情の絵です。混ざり合った明度の高い絵の具は、悩むあなたの思考。 あなたはとてもいい言葉を使いますね。上品な暖かさの言葉です。世界への真直な眼差しと、散り…
会話を始めるのはいつも私からな気がします。よく考えれば気のせいかもしれません。偶然会えばあの人からも挨拶してくれますから。いや、やはり向こうからは挨拶程度で、一緒に帰ろうだとか、L…
あなたはとても賢くて、この世界の何倍も広い場所を頭の中に持っています。見たことのない大きな建物に暮らし、私の知らぬ本を読み、私のわからぬ話し合いをするのでしょう。都会で育ったあなたの部屋に、たく…
はじめてあなたが私に話しかけてくれた日は祝日。しかしそれは、私があなたと同じ夢を追う旅人だから、宿の案内を私に頼みにきただけだったのです。私は便利な情報屋です。 あなたはなんて良い人なんでしょう…
あなたが私に話しかけてくれた日に、月は再び輝き満ち始めました。手がじんじんと痺れ、小指の先まで真っ赤な血がどくどくと巡るのがわかりました。 人を愛するということ!なんて恐ろしく美し…
自殺への憧れ!首つりへの夢!逸脱することへの果てしない憧憬!
最近、現場猫からデスクワーク猫になり、公私ともにWindowsの下僕になっている生活に疲弊しているせいで、逆に手書きで物書きできないか、詮索中の中年ここにあり。「自分のペースで前後編で書き上げら…
虚しい少女の話。 気が向いたら読んで見て下さい。
蜂か蜜かでタイトルどうしようかなって思いましたので、どっちも入れたらいいじゃんってなりました。
宇宙暦2473年、人工惑星「エチカ-7」は、銀河系外縁に漂う孤立した殖民地だった。直径わずか300キロの球体だが、重力制御と自己修復機能を備えたナノマシン群により、住民たちは地球と変わらぬ生活…
介護には金がかかる。本章では、カネと時間という厳粛な人生の指標について私の経験をもとにした情報を共有する。
私と母の介護生活は終わった。そこで得られた知見を私は共有したい。今回から二〇二五年問題と介護にまつわる実践的な内容を書いていく。
地獄のような介護生活を経て要介護認定を受けた私は、天にも昇る気持ちになる。しかし、それも長くは続かないのが介護の難しさだ。
母と別居してから、ビジネスケアラーとしての私の介護生活が始まった。カフカの『城』めいた要介護認定を受けるまでの記録である。
二〇一九年、私は母の介護を始めた。母がパーキンソン病になったのである。二〇二五年問題を先取りする形ではじまった私の介護記録。
いじめられているようでいじめられてない、可哀想なようで自業自得なわたしの「今日」という名の彼方です。
最早、もう懐かしい。
最近、生活が荒れている為、回数が増えました。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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