【快挙！】佐川恭一の幻のデビュー作『終わりなき不在』が、ネコノス文庫より2月28日に発売

佐川恭一『終わりなき不在』が、ネコノス文庫より2月28日に発売されることがわかった。

本人がTwitterで伝えた。

皆様お待たせいたしました！出版社の消滅と共に絶版となり幻の書と化していたデビュー作『終わりなき不在』が、ネコノス文庫より刊行されます‼️佐川恭一初の文庫化です！最高の帯文は今をときめく純文学Youtuberつかっちゃん(@book_tsukatsu）に書いていただきました✨ぜひ手に取ってみてください〜！ https://t.co/GCtPVMpKrl

— 佐川恭一 (@kyoichi_sagawa) January 6, 2023

昨年6月に破滅派から『シン・サークルクラッシャー麻紀』を出版、その後11月には『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』を集英社より出版するなど、破滅派同人の中でも一際活躍を続ける佐川恭一だが、彼の幻のデビュー作が文庫化という形で再び日の目を見ることとなった。

第3回日本文学館出版大賞ノベル部門大賞受賞作の『終わりなき不在』は佐川恭一のデビュー作として2012年に出版されたが、その後絶版となっていた。今回の文庫化で、青春、学歴、セックスの一筋縄では行かない側面を露にしてきた佐川恭一の全作品がすべて手に入るようになり、その足跡を改めて確認できることとなった。装画は奈良明日渦、帯文は純文学Youtuberつかっちゃんが担当した。

佐川恭一の今後に期待したいと同時に、破滅派同人の活躍にも期待したい。

佐川恭一『終わりなき不在』は、ネコノス文庫より2月28日に発売され、全国書店で発売される予定。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。