破滅派の2022年7月合評会「世界遺産」に急遽参加し、破滅派をざわつかせた古谷経衡。
光るマンション https://t.co/0yHOkAKihp #破滅派 @hametuhaより
— 古谷経衡@新刊『敗軍の名将-インパール・沖縄・特攻』 (幻冬舎新書) 重版御礼! (@aniotahosyu) June 24, 2022
作家であり、『愛国商売』などの小説作品も刊行している古谷がなぜ急に合評会に参加したのかと破滅派同人がざわついていたが、古谷のtwitterによると、佐川恭一作品にハマったことがきっかけで破滅派に到達した様子である。
いま私は、佐川恭一ワールドに入りかけている。昨日、『サークルクラッシャー麻紀』を読んで、余りにも面白過ぎて危険だと思った。しかしその手で既に『シン・サークルクラッシャー麻紀』を注文してしまった。明日届く。佐川恭一先生が天才過ぎて、権力機構から弾圧されないか。それのみが心配だ。
— 古谷経衡@新刊『敗軍の名将-インパール・沖縄・特攻』 (幻冬舎新書) 重版御礼! (@aniotahosyu) June 25, 2022
そのまま「佐川沼」にハマり、『シン・サークルクラッシャー麻紀』を布教することを強く誓い、その勢いそのままシラスで番組を配信することにしたようだ。一連の流れに三日間しか費やしていないことにその思いの強さが感じられる。
佐川恭一著『シン・サークルクラッシャー麻紀』読了。私にとって本作こそが「不滅の建築物」になった。私の使命はこの作品を布教していく事だ。だが若い小説家志望者には敢えてオススメしない。本作の圧倒的筆力、描写力の前に「自分には到底不可能」と創作を断念してしまい兼ねない、と思うからだ。
— 古谷経衡@新刊『敗軍の名将-インパール・沖縄・特攻』 (幻冬舎新書) 重版御礼! (@aniotahosyu) June 26, 2022
書評番組<書評回> 面白過ぎて危険『シン・サークルクラッシャー麻紀』 『サークルクラッシャー麻紀』(佐川恭一著)はシラスで2022年6月27日(本日)19:20〜20:20の一時間となっている。アーカイブをあとから購入することも可能で、番組単体で550円となっている。
シラスは東浩紀が運営する放送プラットフォーム。すべてのコンテンツが有料課金性となっており、配信者と視聴者がともに成長することを目指して創業された。ゲンロンを母体としており、さやわか・西田亮介・辻田真佐憲といったおなじみのメンバーの他、鹿島茂・石田英敬らアカデミズム出身のオーセンティックな年長者も参加している。
いずれにせよ、作家・批評家として名を知られ、西村賢太の熱心な読者でもあった古谷経衡が佐川恭一にどのようにはまっていったのか、興味深い番組となりそうだ。
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