HON.jp主催、藤井太洋と高橋文樹による「『三体』はなぜヒットしたのか? ~ 中国(成都)国際SF大会等報告」が、1月24日に神保町で開催される。

劉慈欣によるSF小説『三体』が世界で注目を浴び日本でも話題になるなど、中国における科幻(SF)人気の高まりは世界にも波及している。今年11月には中国の成都で第5回成都国際SF大会が開催され、14カ国から約60人のゲストが招かれ、SF作家始め300人以上が参加し、一般来場者は3日間で52000人を数えるなど、中国でのSF人気と発展の現在が対外的にも示された。そしてこの場には、小説家の藤井太洋氏と、同じく小説家で破滅派主宰の高橋文樹も参加していた。二人は成都だけでなく、アイルランドで8月に開催されたワールドコン、9月の韓国SF大会にも共に参加している。

今回開催される「『三体』はなぜヒットしたのか? ~ 中国(成都)国際SF大会等報告」では、世界のSF大会を巡って海外SF事情を目撃した藤井太洋と高橋文樹により、世界とアジアのSFの“いま”と“これから”についてレポートが行われる。中国・韓国始めアジアのSFの発展、そして世界のSFとの関係について、貴重な記録を聞くことのできる機会となる。入場料は、一般が3000円。NPO法人「HON.jp」の正会員・法人会員は無料である。興味のある方は是非、HON.jpの会員になることと合わせて参加してみては如何だろうか。チケットの入手、また詳しい情報は下記サイトを参照のこと。

 

【日時】
2020年1月24日(金)
18時30分受付開始、19時から21時ごろまで(質疑応答含め約2時間)
終了後に軽めの懇親会が行われる。

【会場】
東京都千代田区神田小川町3-6-8 伸幸ビル9階
スペイシー貸会議室神保町 靖国通り会議室

【内容】
・第77回ワールドコン(Worldcon/世界SF大会)報告(高橋氏)
・韓国SF大会、成都国際SF大会報告(藤井氏)
・対談「『三体』はなぜヒットしたのか?」
・質疑応答